太陽フレアによる停電リスク、日本もフレアの磁気嵐の影響について検討を始めるようです。
やっとです。
太陽フレア、海側に停電リスク 京大が数理モデル(京都新聞) - Yahoo!ニュース
↑詳細はこちら
抜粋しますと、
太陽表面の爆発現象「太陽フレア」が起こった際に、日本国内の送電網へ流れ込む電流量を解析する数理モデルを、京都大生存圏研究所の中村紗都子研究員らのグループが開発した。海岸沿いで特に大きな電流が発生し、停電のリスクが高いことが分かった。京都府宇治市で開催されている地球電磁気・地球惑星圏学会で19日発表する。
大規模な太陽フレアが起こると磁気嵐が発生し、そのために送電網へ外から電流が流れ込んで変圧器の損傷などを引き起こすことがある。1989年の大磁気嵐ではカナダで大規模停電が発生し、今年9月の磁気嵐でも影響が警戒された。これまで、日本は低中緯度にあるため磁気嵐の影響は少ないとされてきたが、詳細な検討はなかった。
黒丸が示された場所の殆どに原発があります。
Yahoo!ブログの過去記事で記したのですが、
2015年4月7日午後、日本時間の8日未明、ワシントンで大規模な停電が発生したことがありました。
信号機が消えたほか、スミソニアン博物館や地下鉄などに影響が出ましたが、それ以外に重要な施設として、ホワイトハウスなど多くの政府機関の建物やアメリカ国会議事堂などにも影響が出ました。
一部の報道では小さな爆発があった、という報告もありましたが、SMECO電源変電所での高圧送電導体が地面に落ちたことが原因らしく、それがなぜ落ちたかの理由を説明することはできないようです。
南メリーランド州での電力変電所の小さな爆発火災だとして、その原因がテロリストにリンクされているかどうかを確認するために国土安全保障省によって調査まで行われました。
停電の原因が電力変電所にあることは判明したのですが、爆発火災の原因ははっきりしないようでした。
この数日前、
太陽では巨大な太陽フィラメントの高速の衝撃波CMEが発生し、約900キロ/秒(毎時200万マイル)という高速で一部地球へ向けて放出され、この影響が地球に及ぶとすれば7日辺りからかもしれない、そう過去記事で記しました。
そうしましたら、ワシントンでの停電事故が発生、そのことから太陽風による磁気嵐か?とも思いました。
で、当時宇宙天気ニュースなどを確認しましたが、特段に強い地磁気変動など地球への影響は確認できませんでした。
ただ、磁気嵐による大停電は過去に起きていることもあり、もしかしたら、という疑念は残ります。
その後、ホワイトハウスは危機管理プロジェクトを発足しています。
主体は官民学、マスコミ、保険業界、非営利団体など幅広く、6つのステップで構成され、地震のマグニチュードのような、太陽嵐の脅威を正確に把握するための基準を策定することや、予測技術の改善などが含まれています。
太陽嵐の事前予測に関しては、今のところ15~60分前程度に警報を発するのが限界だそうです。
太陽嵐の予測から1時間以内に警報を発するのが現在は限界ということですが、太陽嵐が起こると8分程度で電磁波が到達して電波障害が生じるとされます。
そして、数時間で放射線が到達し、数日後にはコロナからの質量放出が地球に届き、最悪、誘導電流が送電線に混入し、電力系統に異常が発生するとされ、電機・電子系統に瞬断や電磁パルスによる被害が出て、衛星にも被害が起こることが想定されています。
磁気嵐、それは電磁波(プラズマ)ですが、電磁波とはいえいろいろ。
電磁波とは?磁場、電場、低周波、高周波等の電磁波の説明
↑人体への影響なども記されています
最後に、
《iPhone 4の説明書》
iPhoneを持ち運ぶときに暴露レベルを最大レベル以下に保つには、身体から1.5cm以上離すようにしてください。
金属が含まれるケースの使用は避けてください。
高周波エネルギーへの暴露は、時間および距離と関連しています。
高周波エネルギーへの暴露について不安がある場合は、iPhoneの使用時間を減らし、内蔵スピーカーフォン、付属のマイク付きヘッドフォン、他社製アクセサリなどのハンズフリー機器を使用することでiPhoneをできるだけ体から離して持ってください。
アップル サポートマニュアル
では。