2018年2月21日、カナダのオンタリオで奇妙な音が聞こえました。
それはメタリックな音、あのアポカリプティックサウンドと呼ばれる天使のラッパに似ています。
また、この時の音は数時間続いた、ということです。
Loud Metallic Noises coming from sky in Northern Ontario Feb 21, 2018 - YouTube
この音はどこから聞こえてくるのでしょう?
以前、National Geographic News(2009年)の記事に、
中心核の磁性変動で磁北が東へ移動
Richard A. Lovett in San Francisco for National Geographic News December 25, 2009
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=85193376
↑記事は削除されています
地球の磁北が1年に約64キロというスピードでロシアへ向かって移動しているとする研究が発表された。地球の中心核で磁性が変動していることが原因だという。
アポカリプティックサウンドの話になりますが、以前、ナショナルジオグラフィックの記事を読み終えた後、謎の音響はもしかしたら磁力ラインの配置の変化によるプラズマ現象に伴う音かもしれない、と考えたことがあります。
プラズマ現象のひとつにオーロラがありますが、そのオーロラの音を聴いた、という人がいます。
ただ、オーロラが音を出すということは確認されていませんので、それが本当なのかは謎です。
つまり、同じ条件下で聴こえる人もいれば聴こえない人もいることから、オーロラから出た電波(周波数)が、人間の脳で音の感覚に変換されるのではないかという説があります。
オーロラに音があるとすれば、それは低周波かもしれません。
犬がオーロラの音に反応するとう説もありますし。
その低周波ですが、地球のはるか上空では「ヒス音」と呼ばれる謎の低周波が鳴り響いているとされ、アメリカの研究チームがNASAの磁気圏観測衛星テミスから送られたデータを基に、このヒス音の発生源が「コーラス」と呼ばれる宇宙からの電磁波であるということを報告しています。
宇宙からの電磁波、それはプラズマ波のことでしょう。
「ヒス音」と呼ばれる謎の低周波が鳴り響いている、というのは興味深いのですが、それとは別に興味深いハム音という現象があります。
ハム音(ハムノイズ)については、先日の記事
: 英国とカナダの奇妙な音/ハムノイズ - strange world➰奇妙な世界で記しました。
ただ、この奇妙なアポカリプティックサウンド、誰の耳にも聞こえている、ということから、ヒス音やハム音のような周波数云々の話ではないのでしょう。
アポカリプティックサウンドが話題となったのは2011年、その後、フェイクもあるでしょうが、現在まで頻繁に鳴り響いています。
どこから聞こえてくるのでしょう?
個人的には、地球内部から、または磁気圏における電磁波、その電磁波はプラズマ、ということから、太陽風(プラズマ風)が関係しているかもしれない、と考えたりしました。
では。
オマケ :
ブラジルの空