英国とカナダの奇妙な音/ハムノイズ

太陽風が地球の磁場に当たるときに通常起こる現象とはまったく異なる、地球の磁場が鐘のように振動(磁場振動)するという珍しい何かを起こしています。

この現象を記録したのはノルウェーの磁気観測所で、安定した振動が1時間以上続いたとのことです。

磁場が振動する超低周波振動を「連続脈動」(Pc)と呼び、Pc波は 、地磁気の周りの粒子の自然な動きと共鳴するため、地球の内部磁気圏の粒子に活発な影響を与えます。
f:id:somin753:20180223074654j:imageMagnetic Oscillations Pc4
 

pulsations continuous 連続脈動

脈動とは、

地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的震動。周期2~8秒のものが多く、海の波浪や低気圧・寒冷前線の通過などに伴って観測される。

 

思いますに、太陽風(活動活発化)と地震の関係が囁かれたりするのもわかるような気がします。

太陽風の磁気と地球の磁場が地球内部で共鳴すれば地殻は振動する、その大きさによっては大地が揺れる、のかもしれません。

 

さて、その超低周波振動による音(ノイズ)は出るのでしょうか。

地震とかの地鳴りではなく、地球が発する低周波の音。

 

カナダのオンタリオ州ウィンザーでは、何年も前から奇妙な音に悩まされています。

例えるなら、まるでディーゼルエンジン(トラックのアイドリング)の音、遠くで鳴り響く雷、だったりするようです。

それならばただの生活ノイズなのでしょうが、問題は、その奇妙な音で人の健康や生活の質が損なわれているようで、時に窓をばたつきさせ、ペットまでが気にしていると報告されています。

中には、吐き気や頭痛、耳鳴りなどの症状が現れるとか。

この奇妙な音の現象を、ウィンザーハムと呼びます。参照 : There’s a Persistent Hum in This Canadian City, and No One Knows Why - The New York Times

 

ウィンザーハムという奇妙な音、この現象に似た奇妙な音は他国からも報告されています。

奇妙な音は、ハム、という現象です。

 

奇妙な音『ハム』について、2015年の英independentの記事に(↓詳細はこちら)

Have you heard 'the hum'? Mystery of Earth's low droning noise could now be solved | The Independent

↑こちらの記事、見出しに

あなたは「ハム」を聞いたことがありますか?

とあり、ハムノイズ自体何なのかよく理解できませんので何とも言えないのですが、次に、

地球の奇妙な低周波ノイズ.....とあります。

あ~、ハムとは低周波数の音なのか、と考えながら記事を読みますと、英国ブリストルという町では30年前からブリストル・ハムと呼ばれる奇妙な音が住民を悩ませていたそうです。
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1970年代には、英国のブリストルに住む住民の多くが、こうした音が原因で頭痛や吐き気や耳鳴りや不眠症や精神不安定などに苦しんでいたと報告されています。

で、そのブリストル・ハムというノイズ、何処から聞こえてくるのか分からない奇妙な音が町全体に響いていたそうです。
原因についてさまざまな憶測が出たらしいのですが、最近、ハムノイズは海底の波から発せられている可能性が示唆されているとも。
ブリストルは海に面していますし、個人的には、海岸から2キロくらい離れた場所で海の音がゴーと風に乗って聞こえたことがありました。
ただ、それは自然界に存在する確かな音でして、ブリストルの住民が聞いたとするブリストル・ハムとは違うのでしょうし、住み慣れた住民にしてみれば聞き慣れないていない音だったのは確かなようです。
何しろ発生源(原因)不明なんですから。
ただ、音響を無視すれば、普段耳に聞こえない低周波や電磁波に体が反応すれば、頭痛や吐き気や耳鳴りの体感はあり得るともされます。

ハムについては過去記事にも書きました、

相次ぐ生物の異変や海から聞こえて来る奇妙な音、そしてイヌイットが言う『太陽や月や星の位置がズレている』とは? - strange world➰奇妙な世界

編集、抜粋しますが、

磁場(北磁極)の位置が最初に確認された1831年から2001年までの測定値を定期的に調べてきました。
そして、1831年から2001年の間に磁極は1,100キロメートルも移動しています。
信じられないのは、1970年以降は高速移動しており、毎年10キロだったものが4倍の40キロも移動しています。
 

何と、1970年代から磁極は急速に移動しているようです。
70年代と言いますと、ブリストル・ハムが発生した時期とリンクするな、なんて思ったりもします。
自然界には存在しないような何処から聞こえてくるのか原因不明の大音響は、もしかしたら地球内部の異変が原因なのかもしれません。

ブリストル・ハムとは、1970年代、英国のブリストルに住む住民の多くが、謎の音による原因で頭痛や吐き気や耳鳴りや不眠症や精神不安定などに苦しんでいたと報告されています。
原因についてさまざまな憶測がされていますが、もしかしたらハムノイズ(電磁波)かもしれないということです。

ハムノイズは海底の波から発せられている可能性が示唆されています。

 

ハム音

ハム音またはハムノイズ(単にハムとも)とは、電源周波数に準じた低い「ブーン」という雑音のこと。

原理

空間中にある電磁波が導体と衝突した際に電流となって、先に挙げた音を出すための機器の回路内に電気的ノイズとして現れ、これがスピーカーに電気信号として流れることによって人の耳に聞こえる音となる。

全文は記事を見てほしいのですが、奇妙なノイズ、それは地球の磁場、磁極が移動していることに関係あるのでは?

また、あの天使のラッパも関係あるのでは?

という考えから書いた記事です。

原因は不明ですが、多分、低周波、電気的ノイズの可能性があります。

 

終わりにハムとは関係ないのですが、

2018年2月20日、ブラジルのバイアの空に謎の明るい物体が現れ爆発したようです。
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爆発の数分後、カマサリ(Kamasari)地域のモンテゴルド(Monte Gordo)では地面を燃やし、空からいくつかの破片が落ちました。
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f:id:somin753:20180223125020j:image落ちてきた破片の画像はありませんけど、情報が確認できたら記します。

ちなみに、落下してきたと思われる破片は金属で、全体で約3キログラムとのこと。

また、破片が落下したということは、破片はスペースデブリだった可能性があります。

ロケット打ち上げや航空機落下の情報はありませんので。

Jornal Hoje- Clarão no céu intriga moradores de Salvador e do interior da BA - YouTube

では。