2017年10月3日現在、世界中で32の火山が噴火しています。円は、過去24時間でM5.0を超える地震を表しています。
現時点で警告、または要観察を受けている火山を追加すると、地図はさらに恐ろしくなります。
火山活動活発化から噴火、または警告される火山が33あります。
現在の噴火する火山が赤色、活動活発化から警告がオレンジ色、要観察、不安は黄色
地図を見てもわかるように、 Ring of Fire=環太平洋火山帯では地震や火山噴火が頻繁に起きています。
ですが、地図を見て個人的に気になる地域がありました。
大地溝帯 - Wikipedia
大地溝帯に関連する記事は過去に記しています。
大地溝帯にあるタンザニアの火山が数週間で噴火するかもしれないと学者が警告する中、気になる旧約聖書ゼカリヤ書の裂けるオリーブ山、そして死海..... - strange world➰奇妙な世界
Yahoo!ブログの方でも何度か記していますが、何が気になるかと言いますと、アフリカそのものの被害はもちろんのこと、大地溝帯の終着点とでもいいますか、その場所がイスラエルの死海、このイスラエル=死海という場所が気になるわけです。
それについては上記過去記事で少し記していますが、大地溝帯と死海、またユーラシアプレートとアフリカプレートの動きから気になる場所がイスラエル(死海付近)です。
というのも、イスラエルとパレスチナでは80年に1度の大地震が明日にも起きるかもしれないとされ、それを専門家が近年警告してきたからです。
地震で壊滅的被害を被ってきた歴史からみたイスラエルは、世界で最も危険な断層のひとつであるシリア・アフリカ断層上に位置しているそうで、専門家(地球物理学研究所)によれば、
マグニチュード6規模の地震が今後数年のうちに起きるのは確実だ。明日かもしれないし、来年以降かもしれない。統計的には80年に1度、大地震が起きている
と言われています。
聖書には、
旧約聖書 ゼカリヤ14:4
その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る。
また、エジプト辺りも気になったりします。
ただでさえアフリカには不安要素(問題)が沢山あり、アフリカでは中国の景気減速のあおりも受け、特に南アフリカでは中国との関係が裏目に出て経済が冷え込んでしまいました。
また、食料不安が今後も続くものと懸念されます。
このままでは、世界最大の栄養不足人口を抱えることになると予想されますし、基本的なインフラ整備が進んでいないところが多いです。
上水道にしても不衛生な水が多く、ミネラルウォーターか浄水器を通した水を煮沸しなければならないということです。
不衛生であれば、細菌(サルモネラ感染症、腸チフス、コレラ、赤痢 等)、ウイルス(A型肝炎 等)、寄生虫(アメーバ赤痢、ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)等)などの様々な原因で腸炎発症の危険性があり、アフリカ東部(エチオピア・ソマリア・ケニア・タンザニアなど)、および対岸のイエメン周辺では、コレラの流行があります。
コレラは半日で死に至ることがあるとか。
他にも、黄熱のリスク、熱帯性マラリア、デング熱、フィラリア症、チクングニア熱、吸血昆虫による病気、皮膚から入る寄生虫、エボラ出血熱やマールブルグ病、哺乳類は狂犬病ウイルス、鳥インフルエンザ(H5N1)、他にもありますが、限られた地域のみのものもあるため、全アフリカで危険性があるというものではありません。
ただ、もし大地溝帯という巨大断層が動いたら、二次三次災害としてアフリカでは甚大な被害が想定されるのではないでしょうか?
では。