古代より連綿と伝わる様々なシンボルマークという象徴があります。
例えば、
万物を見通す目(ピラミッド・アイ)とか、アンク十字とか、十字架とか、三角形とか、五角形とか六角形、卍マークとか....
世界中の卍マーク
太極図(陰陽)とか、
マンダラとか、
象徴されるシンボルは様々。
そして、杖です。
杖にはなぜかヘビが巻き付いています。
ヘビが巻き付いた杖と言いますと(杖ではありませんが)、モーセの旗竿を思い出します。
民はモーゼのところへ来て言った。「私たちは主とあなたを非難して罪を犯しました。どうか蛇を私たちから取り去ってくださるよう、主に祈ってください。」モーゼは民のために祈った。すると、主はモーゼに仰せられた。「貴方は燃える蛇を作り、それを旗さおも上につけよ。すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」 モーゼは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし、蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎみると、生きた。
新改訳:「民数記」
モーセの作ったヘビが巻き付いた旗竿を仰ぎ見ると、民は救われた、ということですが、なぜヘビなのでしょうか?
で、救い、という象徴からなんですが、星座の中に蛇使い座があります。
へびつかい座の方向にある蛇星雲の捕らえた画像があります。
へびつかい座、蛇使いを意味していますが、へびつかい座は12宮に含まれず、星占いなどでも13番目に入るのがへびつかい座とされます。
なので13星座占いとか?になりますと、へびつかい座が含まれるようです。
蛇を使う者、蛇と人を象徴とした星座ですが、元は神話にあり、へびつかいの意味は『医者』とされます。
例えば、聖書から蛇と人の象徴を見ると、モーセやイエス・キリスト、そして知識の木に巻き付いたサタン・ルシファーがあります。
で、へびつかい座の象徴でもある『医者』とは病を治したり、生命を助ける役目を担った者で、象徴的には『救い』を意味するかと思います。
また、救急車には杖に巻き付いた蛇のマークがありますが、そのシンボルはへびつかい座の象徴です。
スターオブライフとは?|スターオブライフ ライセンス事業推進事務局
個人的ではありますが、杖に巻き付いた蛇のシンボルといえばモーセの旗竿に巻き付いた青銅の蛇を思い出すわけです。
青銅の蛇が巻き付いたモーセの旗竿(杖)は救いを意味していますが、面白いことに、ヘブライ語には『イシャ』という言葉があり、その意味がまた面白い、意味は『救い』です。
これに神を意味する『ヤ』を入れて『イシャヤ』または『イザヤ』となり『神の救い』という意味になります。
面白いというのは、ヘブライ語でも日本語でも『イシャ(医者)』は『救い』を意味していることです。
また、気になる蛇星雲の画像があります。
なんてことはないのですが、何となく日本列島みたいな形だな、そう見えました。
日本は世界の雛形、なんて言われたりもし、世界の地形を組み合わせると日本列島になるという雛形論も存在します。
日本が蛇使い座の象徴のように、救いを意味する国であって欲しい、そう願うのでした。
神道では、木や蛇は神の象徴でもあります。
杖は木ですし。
蛇星雲画像:New SMA Images Reveal Stellar Nurseries Within The Snake Nebula - MessageToEagle.com
では。