先日の記事で、太陽の中心部でフィラメント噴出が発生し、また高速の太陽風が続いている、と記しましたが、その後の太陽風は平均的な速さに戻っています。
ただ、これから高速の太陽風が到来するかもしれません。
また、
2638黒点群でBクラスの小さいフレア発生が続いていて、この黒点群でもう少し活動の規模が大きくなると予想されていた中、昨日はBクラスよりも大きいCクラスフレアが発生しました。
今後、活動は活発化するのでしょうか。
さて、シンガポールでは彩雲が15分ほど見られたそうです。
彩雲をWikipediaで調べてみましたら、
この現象は、日光が雲に含まれる水滴で回折し、その度合いが光の波長によって違うために生ずるもので、大気光象の1つ、珍しい現象ではない、とのことです。
Beautiful fire rainbow in the sky above Singapore is mistaken for UFO after it appears 'out of nowhere' - Mirror Online
実際、自分も何度か見ていまして、その時の写真をYahoo!ブログの記事に載せたことがあります。
珍しくはないとしながらも、やはり空に彩雲のような光学現象が現れれば『何事か?』なんて奇妙にも思ったりするのではないかな、そうも感じてしまうわけです。
普段とは違う光景、それは時に不気味だったりもします。
それがただの自然現象だったとしても。
ヒューストンで空が紫色に染まりました。
"Purple rain" lights up the sky in Houston area - CBS News
ヒューストンの空を照らす「紫の雨」
CBSニュース
テキサス州ヒューストンで、月曜日の朝に激しい雷雨がありました。
テキサス州スプリングのBruna Pantarotto Souza氏は、「かなり雨が降っていて、何が起こっているのかを確認すると、このすばらしい空を見ました」とCBS Newsに語った。
ということです。
朝ということですので、この紫色は朝日に関係するのかもしれません。
空や空間が赤や紫などの色に染まるという現象は世界中で確認されています。
Yahoo!ブログの過去記事より一部引用しますが、
リビアのトブルクで2016年1月17日、地域一帯の空間が血のように赤く染まりました。
原因は砂嵐ということです。
サハラ砂漠地帯で巻き上げられた鉄分を含む赤い砂が砂嵐となり、空間を赤く染めた可能性があります。
赤い砂嵐と言いますと、2009年9月23日にオーストラリアのシドニーでも発生しています。
モンゴルのアルシャン市では
その後に雨が降り、黒い物質が確認されています。
砂嵐が原因らしい。
ただ、砂嵐はたびたび発生しますが、このような赤い空間になったという話は聞いたことがありません。
朝日や夕日など、太陽による光学現象が関係するかもしれないです。
そのような意味では、
中秋の名月の日、スペインの都市カセレスでは空間の一部が赤く染まる現象が写真に撮られています。
2015年9月28日、台風が過ぎ去った後の台湾で、その夜に空が赤く変わりました。
朝日や夕日で空一面真っ赤に染まるという現象はよくありますが、何にしても自然現象は時に不気味でもあります。
不気味ということからなんですが、ニュージーランドで10日、クジラ大量座礁があり、その後のニュージーランドでの異変を観察していましたが、やはり地震が発生しています。
しかも異常な動き、かもしれません。
というのは、火山活動に関係する可能性があるからです。
ニュージーランドのトゥランギ北西で数百回に及ぶ小さな地震が発生しました。
トゥランギの北西に位置するこの地震群はタウポ火山地帯で発生しています。
水曜日の午後3時から午後6時の間、290回以上の揺れが記録され、最大のものは2月21日の午後9時35分にマグニチュード3.8の地震でした。
ただ、震源がかなり浅いので、マグニチュードが示すよりも強く揺れを感じたとのこと。また火山地帯の地震は、このような波で来る傾向があります。
地震の原因については、タウポ火山帯の長期間の地殻変動と関連している可能性が高く、不気味なのは、その地震の回数です。
過去1年間で合計約500件の地震が記録され、過去2年間では合計約800件が記録されました。 その半分以上が24時間で発生したことになります!
火山地帯での異常な地震ともなりますと、やはり火山噴火の兆候なのか、と危惧するところですが、今はその後の報告を待ちたいところです。
タウポ火山噴火の兆候か?
では。