気がつけば、あちらこちらに神秘的な象徴としてフクロウがいる......。
梟(フクロウ)という鳥、古来より不吉だとか幸運だとか、陰と陽を散りばめた象徴が存在してきたと思うのです。
それだけ存在感のある鳥がフクロウ。
西洋では知恵の象徴だとか、古代象形文字では数字の 13 らしいです。
フクロウの特徴といえば、首が360度回転するとか、飛んでいる時は羽音をたてないとか、大きな目が顔の正面にあるとか、他の鳥類とはいろいろと違う特徴があるのですが、そんなフクロウは神秘的な扱いをされてきたようで、西洋はもちろんのこと、ネイティブ・アメリカンや中国や日本、世界の多くの国々で似たり寄ったりの象徴として遺され、現代も受け継がれているようです。
日本ではフクロウを神秘的な象徴として受け継いでいるのがアイヌかもしれませんし、また神道では、フクロウの神社とも言われている鷲子山上神社があります。
場所は、栃木県(那珂川町)と茨城県(常陸大宮市)の県境に位置していている小高い山にあり、古来より霊峰と言われているそうです。
↑
鷲子山上神社
http://www.torinokosan.com/yuisho.htm
で、フクロウを神秘的な象徴として扱ってきたというのは事実でありますが、現代では陰謀論と言いますか、都市伝説的な話で度々話題になったりもします。
例えば、
国会議事堂を上から見るとフクロウのように見える、という話がります。
また、フクロウではありませんが、国会議事堂の屋根がマヤのピラミッドに見えるという話も。
アメリカの紙幣には、
右上の赤⭕
一説ではフクロウとも言われていますけど.....
ちなみに左上には
何もありません。
フクロウに見えるからどうした?
とも思いますが、今も昔も、フクロウを象徴に掲げた社会が存続してきた、そうも思うのです。
しかし、なぜフクロウなのでしょうか?
フクロウの象徴とは何でしょうか?
いろいろ調べてみますと、その多くは陰謀論、フリーメーソンとかイルミナティといった秘密結社が登場します。
確かに関係があるのかもしれません。
「秘密のフクロウ社会」を公開(暴露)
Exposing The "Secret Owl Society" Soaring Through History - Richard Cassaro
↑詳細はこちら
画像を転載
左上:ニューヨークのブロードウェイ。
右上:Catfordブロードウェイ劇場。
左下:マンハッタン、ニューヨークのウールワースビル
右下:コネチカット州のトランブルの橋の上。
左:1920年に建てられた40フィートのフクロウの像。
右:1900年代初頭。
左:エジプトのフクロウ
右:ネイティブアメリカンフクロウ
右:古代ギリシャのフクロウの硬貨。
エール大学のキャンパスにある石像
この他にも、エール大学には多数のフクロウが刻まれています。
ディズニー映画『白雪姫』にもフクロウ
: 転載終了
ウォルト・ディズニーはフリーメーソンだった、という説もありますが、本当はどうなのでしょうか。
また、メーソンの中にイルミナティという秘密結社があるとされ、そのイルミナティはフクロウを象徴として掲げているという説もありますが。
このような話は陰謀論になるかもしれませんが、個人的には興味があります。
国会議事堂を上から見るとフクロウに見える、ということを記しましたが、フクロウに見えるという意味では六本木ヒルズのビルも角度によってフクロウの姿に見えるともされます。
またアメリカの紙幣にフクロウ、と記しましたけど、見方によってはクモか?、とも言われます。
アイヌでフクロウは神の象徴、そのアイヌの神話にはクモが登場し、ネイティブ・アメリカンの伝承では、世界はクモの糸で繋がっていて、アルファベットはクモの糸から作られたと伝えられます。
ネイティブ・アメリカンにとってクモは神秘的な象徴で、皆さんもご存知かと思いますが、それを象徴するかのようにドリーム・キャッチャーという悪夢を取り除く御守りが存在します。
また、六本木ヒルズには巨大な蜘蛛のオブジェがあります。(今もあるのかな?)
神秘的なフクロウ、
もう少し調べてみようと思っています。
では。