ドイツ北部ブランデンブルク(州)でスプライト現象が撮影されました。
スプライトは雷雨に関連しているため、春晩期から初夏にかけて発生する傾向があります。雷雨の季節はスプライトシーズンです。
スペインのカタルーニャ工科大学の科学者であるオスカー・ファン・デル・ヴェルデ(Oscar van der Velde)によると、スプライトは宇宙天気現象です。
スプライト
Sprite (lightning) - Wikipedia
現象としては、スプライトは雷のようなものらしいです。
↑2015年9月1日、ポーランドの首都ワルシャワの空を飾ったレッドスプライト、赤色スペクトル(スプライト)は中間圏と呼ばれる大気の一部で激しい嵐が起こり、積乱雲を発生させ、雲から放電する現象のようです。
また、夜間にのみ記録され、これが発生するのは非常にまれとのことです。
珍しい現象スプライト、とは言いましても、近年このスプライトが発生したというニュースをよく見ます。
2016年10月1日夜、中央アメリカのプエルトリコのカボ・ロホでレッドスプライト
2016年11月25日茨城県鉾田市沖でも確認されました。
写真家の武田康男さん(56)撮影
先のスペインの科学者によれば、スプライトは宇宙天気現象、であるならば、調べてはいませんがオーロラのように太陽風が関係しているのかもしれません。
で、太陽風と言えば地震との関係も指摘されたりしますが、昨年イタリアでレッドスプライトが観測された8月22日、
2016年8月22日のレッドスプライト、その2日後、24日にM6.2のイタリア中部地震が発生しました。
イタリア中部のペルージャ県ノルチャ付近を震源として発生したこの地震で298人が死亡しています。
そして、 10月14日にもイタリアでレッドスプライトが観測され、その後、
26日、30日にもM6クラスの大規模なイタリア中部地震が発生しています。
それでは、2016年11月25日茨城県鉾田市沖でも確認されたレッドスプライト、その後に茨城県で地震は発生したのか.....?
地震を知る統計サイトより引用しますと、
2016年の茨城県の地震情報 : 地震を知る統計サイト【揺れる日本列島】
2016年の茨城県では、震度1以上の地震が観測された日数が205日、地震が観測されなかった日数が161日でした。2016年に観測された最大の震度は、震度6弱でした。
11月25日から約1ヶ月後に震度6弱の大きな地震が発生しています。
これではレッドスプライトと地震の関係を探ることはできませんけど、ドイツ北部でレッドスプライトが確認されましたので注視し、またこの先、レッドスプライト現象が確認できましたら地震との関係を調べてみようと考えています。
では。