アメリカ北東部 季節外れの暴風雪で非常事態宣言発令中(森さやか) - 個人 - Yahoo!ニュース
抜粋しますと、
史上最悪の3月の雪嵐か
この嵐はどれだけすごいのでしょうか。
一つの嵐によってニューヨークシティに降った史上最も多い雪の量は去年1月22~23日の70センチ、そしてこれまでの3月の最大は1888年3月12日~14日の53センチです。
アメリカ気象局は、現地時間14日(火)から15日(水)未明にかけて、最大60センチの雪を予想していますから、もし本当にこれほどの量の雪が降れば、3月としては史上最大の記録ということになります。
なお、過去ニューヨークシティを襲った記録的な10個の雪嵐のうち、8個がここ20年以内に発生しており、温暖化が大雪をもたらしていると指摘する研究者もいます。
これまでの3月の最大は1888年3月12日~14日の53センチ、ということです。
で、太陽活動なんですが、太陽の黒点数は約11年周期で増減を繰り返し、地球大気の状態を変化させているという研究報告もありますが、2020年(前後)に極小期を向かえるとしますと、1888年前後は太陽黒点数が少なかった極小期の時期だったのかもしれません。
個人的には黒点数減少も気象に影響を与えていると考えていまして、 昨年6月の記事無黒点4日目、洪水や降雪は黒点数減少が原因か? - strange world - Yahoo!ブログから抜粋しますが、
太陽黒点数が少ないと日射量も減少するという説があります。
日射量が少ないと、それは冷害へと繋がる可能性があるわけでして、太陽活動の低下は黒点数減少、つまり太陽が元気であるかどうかのバロメーターが黒点数となり、太陽からの磁力線が弱まれば地球を包み込んでいるシールドも弱まり、宇宙空間から地球に飛来する宇宙線が増え、大気中の水蒸気と反応して雲ができやすくなり、日射量が減って雨や雪が増え寒冷化するとも言われまして、で冷害となる可能性があるわけですね。
黒点数が少ないと日射量が減って雨や雪が増え寒冷化する.....
黒点数の少ないどころか、現在は無黒点が続いています。
洪水が、米国、メキシコ、ロシア、中国、フランス、ドイツ、ベルギー、ウクライナ、ルーマニアなどで発生しています。
北海道では珍しく雪が降り、ロシアでも雪が降りました。
これも、黒点数が少ないと日射量が減って雨や雪が増え寒冷化する、が原因なのでしょうか?
抜粋終了
今月の太陽活動は今のところ静穏です。
本日も無黒点で、3月はこれで10日目となりました。
冒頭の記事には、
『過去ニューヨークシティを襲った記録的な10個の雪嵐のうち、8個がここ20年以内に発生しており、温暖化が大雪をもたらしていると指摘する研究者もいます。』
と、温暖化の影響も指摘されている?
温暖化の原因、化石燃料の使用や森林の減少などにより、大気中の温室効果ガスの濃度が急激に増加、この急激に増加した温室効果ガスにより大気の温室効果が強まったことによる、という。
では、1888年の記録的大雪も温室効果ガスが原因かもしれない、ということで↓
▲地球物理学者で、名古屋大学小川克郎名誉教授のデータ
データにある青線はT:温度、赤線はS:太陽指数(太陽活動ですね)、黒線はC:CO2です。
これは科学的データでしょうね。
説明はしませんが、温室効果ガスは関係ないようです。
で、データを見ますと、太陽指数低下と連動するように気温も低下しています。
これは明らかに黒点数減少と関係するのでしょう。
第22太陽周期 (1986-1996年)
黒点のなかった日数 309日
第23太陽周期 (1996-2008年)
黒点のなかった日数 821日
現在の太陽は第24周期、無黒点日数は23周期を上回るかもしれません。
では。