大地の亀裂が続く/アフリカ大陸が2つに分裂するかもしれない大地溝帯とそれに似た日本を東西に分裂するフォッサマグナ

2018年5月23日、ウガンダのナミシンドワ県(Namisindwa)地区で雨が降った後にいくつかの大きな亀裂が発生し、300戸以上の家屋が破壊され、数人が避難しました。
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アフリカのケニア周辺で巨大な地割れが発生したのは今年3月(過去記事で記しましたが)、その後も周辺国で地割れが発生、これについて専門家は、大陸を南北に走る巨大な大地溝帯と一部関連があるとの見解です。
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また、地殻変動によりアフリカ大陸が2つに分裂する可能性も考えられるとし、今後も調査を必要としています。
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イースト・アフリカン・リフト・バレー」(東リフト・バレー)と呼ばれる大地溝帯は3000キロもある巨大な地溝帯で、学者によりますと、東リフト・バレーに沿って「ヌビアプレート」と「ソマリアプレート」の2つに分裂するのではないか、とのことでした。
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↑分裂すると

 

ケニアと同様、ウガンダは2つのヌビアンプレートとソマリプレートに分裂する途中の東リフト・バレーの谷に位置しています。
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Heavy rains destroy homes, gardens in Namisindwa - YouTube


Heavy rains destroy 300 homes in Namisindwa district - YouTube

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10216073557050135&id=1185863371

大地溝帯に沿ってアフリカ大陸が2つに分裂する可能性が示唆されているわけですが、日本にとっても、これは対岸の火事とは思えない話です。

 

 

関東大震災級の予兆か…専門家が危惧する首都圏の地殻の歪み - 社会 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
f:id:somin753:20180525071802j:image図1

関東大震災級の予兆か…専門家が危惧する首都圏の地殻の歪み
[2016年08月01日]
抜粋しますと、

また海洋地質学者・地震学者の木村政昭博士(琉球大学名誉教授)は、この数年間の日本列島の地殻変動にも注目する。

「気になるのが、茨城県南部の地震の巣を中心に時計回りに回転する地殻変動が生じていること。首都圏が渦巻き状に動いているということは、そこに巨大な歪(ゆが)みが生じているはずです」

メイン画像の図1を見てほしい。東北は大きく東に移動し、東海から西は西、首都圏は時計回りに渦巻き状に地殻が変動していることがわかる。この複雑な動きが、今回の茨城から千葉、そして伊豆大島へとつながる群発地震と無関係のはずはない。

「超巨大災害が待ち受けているように思えて仕方がありません」と木村博士は危惧する。

ということなんですが、地殻変動の図は奇妙な動きを示しています。

 

“東北は大きく東に移動し、東海から西は西、首都圏は時計回りに渦巻き状に地殻が変動していることがわかる”

 

南海トラフ地震は、東海から九州までのフィリピン海プレートと大陸側のユーラシアプレートの窪み(トラフ)で発生すると予想されますが、個人的に、もう1つ気になることがありまして、それがフィリピン海プレートにある相模トラフと南海トラフの接点から日本を東西に分裂するように伸びるフォッサマグナ
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http://www.selesys.net/blog/cat_18.php?page=2

 


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http://www.city.itoigawa.lg.jp/4564.htm

日本の東西を分裂するかのようなフォッサマグナから気になるのが富士山です。
富士山と言いますと、宝永大噴火は宝永地震の49日後に発生していまして、南海トラフや相模トラフを震源とする地震など、その前後25年以内に、富士山に何らかの活動が発生している事例が多くあるとされます。

思えば、2003年に火山噴火予知連絡会が新たな活火山の定義を示した翌2004年に、気象庁の富士山頂観測所に自動観測装置が設置され、職員が富士山から下山し無人施設となりました。
理由は観測衛星の時代だから、というもので、確かにうなずけますが、下山のタイミングの前年2003年9月の気象庁の発表によりますと、富士山東北東斜面4カ所の陥没と噴気孔があり、噴気が挙がっているとしました。
それから現在に至るまで、富士山やその周辺ではいろいろと異変が報告されたりもしました。
妙なのは、最近は富士山、またはその周辺の異変に関する情報がありません。
そんな時こそ要注意な時期かもしれませんね。

また最近、富士山噴火に備える(見直し)ハザードマップが作成中らしい。
何にせよ、地殻は想像以上のスピードで変動しているかと思われます。

何が言いたいかと言いますと、アフリカ大陸の大地溝帯を境に2つに分裂、という可能性と、日本の東西の境にあるフォッサマグナから、列島を2つに分裂させるかもしれない、その前に富士山が大噴火......。

木村政昭博士の示した地殻変動の図1を見て不気味に感じたわけです。

 

もう1つ気になっていることがあります。

2011年、日本での地震により米国との距離が5メートル近くなりました
Japón está cinco metros más cerca de América tras el terremoto de 2011 - RT
詳細は↑こちら

2011年のあの日、日本と米国の距離が5メートル(最大変位6.4メートル)も近くになったということですが、これは大陸移動に関する学説を覆すような異変かもしれません。

その中間点にあるハワイでは大規模な地震や火山噴火が起きましたが。

 

では。

 

追記 : 

コロンビアのアンティオキア(Antioquia)州で大地の亀裂が発生、ですが、山間部でしょうか?、土砂崩れかもしれません。
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