今年は太陽黒点数0の日が多く また大地震や火山噴火も多発

これからは海底火山が気になる......

とブログ(Yahoo!ブログ)で記し始めたのが2015年頃からなんですが、その頃の海底火山で言いますと、西之島新島の噴火から陸地の拡大が止まりませんでした。

これからは見えない火山、海底火山の活動が活発化してくるかもしれない、そう考えていたわけですが、その頃、南太平洋トンガでも海底火山噴火で島が出現したというニュースがあったかと思います。

 

海底火山、その活動が気になるのですが、それはまた=地震も気になるということです。

 

2013年9月、地球上で最大で、太陽系でも最大の火山にも匹敵する超巨大火山を発見したとの論文が英科学誌ネイチャージオサイエンスで発表されています。

米テキサスA&M大学のウィリアム・ セーガー氏率いる研究チームが発表した論文によりますと、この火山は太平洋の海底にある台地、シャツキー海台の一部らしく、日本の東方約1600キロに位置しているとされます。

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▲この火山を、タム山塊と呼びます。

巨大な海底火山となりますが、先の米テキサスA&M大学のウィリアム・セーガー氏によりますと、ソロモン諸島の東方に、オントンジャワ海台という場所がありまして、そこにはタム山塊よりもずっと大きく、フランスくらいの大きさの火山があるとしています。
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オントンジャワ海台

活動は記録されていませが、この辺り、バヌアツでの活発な地震活動がありますので気になります。

 

で、海底火山なんですが、6年前の2011年10月10日に、カナリア諸島で最も小さいエル・イエロ島付近の海底にある火山(?)が噴火したのでしょうか、海面が沸騰寸前の状態のようになり(そう見える)、その活動から監視されるようになりました。
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Burbujas explosivas del volcán submarino de El Hierro - YouTube

現在も監視されていますが、そのカナリア諸島のラ・パルマでは、10月6日から15日までの10日間で非常に多くの地震が発生しました。
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大西洋に位置するカナリア諸島ですが、アフリカ大陸が近いことから、大地溝帯も気になったりします。

 

さて、個人的に原因不明の生物大量死という憂鬱があります。

その憂鬱がパラグアイの川で発生しました。

魚の大量死です。
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ニュージーランドでは数万というクラゲのような生物が海岸で大量死しています。
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DOC海洋エキスパートのドン・ニール氏によりますと、「西海岸のビーチではよく見かけられています。以前は1ヵ所で何千もの漂流が見られましたが、通常は数十くらいだ」ということです。

明らかに海の異変なのでしょう。
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Mass tide of creatures on Greymouth beaches | Otago Daily Times Online News

 

異変と言いますと、イエローストーンに関する情報。

超巨大火山のマグマ、休眠状態から数十年で巨大噴火も (ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

↑詳細はこちら

記事を読みますと、明らかな異常が確認されていることから、近い将来噴火(爆発)するのではないか?

というような内容のようです。

イエローストーンが噴火すれば、その超巨大なエネルギーから巨大地震も連動する可能性があります。

また、カリフォルニア西海岸ではM9.0から10.0の超巨大地震の可能性があるとされ、政府(FEMA)がどう対応すべきか議論されているらしい。
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政府によりますと、震災時およびその後に約300万〜1,000万人が死亡すると伝えられます。

また、あらゆる混乱から戒厳令が敷かれる可能性もあり、そうなれば米軍駐留となるでしょう。

 

アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁FEMA(フィーマ)とは、アメリカ合衆国国土安全保障省の一部であり、大災害に対応するアメリカ合衆国政府の政府機関で、天災にも人災にも対応する。

Alerts

↑カリフォルニア巨大地震についてはこちら

 

今年は例年以上に天気が異常です。

特に北半球全体。

地球の天気も異常なら、宇宙天気(太陽活動)も異常に思えます。

10月7日から17日まで太陽黒点太陽フレアもありませんでした。

15日だけ黒点が確認されましたが、それも一時でした。

しかし、太陽活動が低下しながらも、10月11日から15日まで、地磁気嵐のない日は一日もなかったのです。

なので、その間オーロラがよく観測されています。

今年の太陽は無黒点の日が多く、そうかと思えば、Xクラスフレアを何度か発生させ、かなり活発化させています。

で、過去記事で何度も記していますが、

 

「太陽の黒点数が少ない時期ほど巨大地震の発生頻度が高い」とする分析結果を新聞に公表したのは九州大の研究所、つまり、黒点の数は巨大地震の発生にも影響している可能性があります。

データよりますと、1963年から2000年までの黒点数と巨大地震発生には相関関係があるとのことで、中でもM8クラスの巨大地震28回のうちの79%、これが黒点数の最小時期に起きていたとされています。

必ずしも地震のトリガーとなるというものではありませんが、データでは巨大地震に限定していることから気になるところではあります。

 

21世紀に入り、2001年から2002年にかけて太陽黒点の極大期だったが、2008年から2009年にかけての極小期には黒点が出現しない時期が長く続いた。その後、2012年から2013年にかけて極大期を迎えるはずだったが、観測された黒点の数が科学者の予測の半分にとどまった。2014年に入っても太陽の活動は活発化せず、7月17日は3年ぶり黒点の数がゼロになるという異常事態が発生するなど、専門家の間では「太陽活動は過去100年間で最も低下している状態にある」ことが定説になりつつある。

太陽活動の低下がもたらす地球寒冷化

太陽の活動が低下し地球に届く宇宙線の量が増加する影響は地震や噴火を引き起こすだけにとどまらない。地球が「寒冷化」するかもしれないのだ。

 

今年の太陽活動低下現象、無黒点が多く観測されたのは初夏辺りからでした。

それから無黒点の日が何度も観測され、現在も無黒点、途中Xクラスフレア爆発などありましたが、これら現象は昨今の寒冷化や地震や噴火と関係あるのでしょうか?

であるならば、この先も注視しなければなりません。

では。