メキシコで大地震、北朝鮮と中国の国境にまたがる白頭山では核実験の人工地震で噴火の可能性、イタリアの火山活動活発化

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メキシコシティ近郊でM7.1の地震が発生しました。


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ビルの倒壊や停電などで首都機能がまひし、死傷者も多数出ているとのことです。

アメリカ地質調査所M 7.1 - 5km ENE of Raboso, Mexico

9月7日にメキシコを襲ったM8.2(8.1)の地震、で、本日は新月ということから月の潮汐力が気になり、今後1週間くらいはメキシコでの大規模な余震には注意かもしれないと昨日記事にしようと思って下書していたところでした。

今回のメキシコ地震については大きく報じらていますので詳細は記しませんけど、地震の恐ろしさを、

↓レッドアラートさん(Facebook)のページにて動画を多く載せていますので参考までに、
f:id:somin753:20170920121520j:imagehttps://www.facebook.com/alertaperiodismoalternativo/

 

さて、個人的に地震といえば昨今の火山活動が気にもなっています。

例えばそれが人工地震によるものだったら。

China closes park as North Korea’s missile testing threatens to cause volcano ERUPTION | Science | News | Express.co.uk

記事によりますと、

北朝鮮と中国の国境にまたがる白頭山は、人類史上最も壊滅的な噴火の可能性がある一つであり、科学者たちは再び大噴火する恐れがあると懸念している。

中国当局は、いつでも噴火する恐れがあるため、国民がパクトゥ(白頭山)に接近するのを防ぐため火山近くの国立公園を閉鎖した。

中国当局によると「旅行者の安全と利便性のために、一時的に南部観光ゾーンを閉鎖した」

とのことです。

 

白頭山については過去記事

天変地異に関する2020年というキーワードから - strange world➰奇妙な世界

北朝鮮の核実験で火山噴火の恐れ?、専門家が懸念(CNN.co.jp)というニュースから気になる白頭山 - strange world➰奇妙な世界

で少し記しましたけど、その時も核実験を危惧してのものでした。

 

2016年9月、北朝鮮の国営朝鮮中央テレビは核弾頭の威力を判定する核爆発実験が成功したと報じ、核実験による人工地震波も検知されています。

日本の気象庁によれば、地震の規模はM5.3、震源の深さはゼロということです。

この核実験による地震が関係しているかは不明ですが、核実験から3日後に韓国南部では相次いで地震が発生、午後8時32分に発生したM5.8の地震は韓国観測史上最大級のものでした。
また、対馬でも震度3が観測されています。

非常に珍しい韓国での強い地震だったので、北朝鮮の核実験による人工地震に誘発されたのか、とも思うほどでした。

また、それとは別に気がかりだったのが白頭山です。


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白頭山からそう遠くない場所に核実験場
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その白頭山では数年前から噴火の兆候があるとされていました。
また白頭山は日本での大地震と連動している可能性が、つまり、大地震の後に何度も噴火を起こしているということです。
そのことから、東日本大震災の影響を受けているとすれば、2020年までに68%2034年までに99%の確率で噴火を起こすとも予測されています。

2020年と言いますと、東京オリンピック.....

つまり、核実験のみならず、白頭山の火山活動は日本での大地震と連動している可能性があり、過去には大地震の後に何度も噴火を起こしているということです。

 

一説では、北朝鮮白頭山噴火の可能性については承知しているらしいのですが。

白頭山が大噴火すれば自国はもちろん、中国や日本にも影響が出ることも承知しているはず、それでも続けるとなると何だか怪しくも感じてしまいます。

 

もう1つ気になる火山活動ですが、それがイタリアのカンピ・フレグレイ(カルデラ)です。

WARNING: Italian SUPERVOLCANO is becoming 'more dangerous' as magma builds beneath surface | Science | News | Express.co.uk

↑詳細はこちら

火山学者は、イタリアナポリ近郊のカンピ・フレグレイ(Campi Flegrei)で噴火の兆しを見せている、と警告している。

Campi Flegreiは1980年代から休眠していましたが、昨年数十年の長い眠りから覚めました。専門家たちは現在、その火山活動を完全に理解し始めています。

火山は80年代に活動の兆しを見せたが、噴火はしなかった、が、地震学者はマグマの流れが噴火を引き起こす恐れがあることを恐れている。

ということです。

 

ナポリ近郊の火山が噴火する可能性があることから地震学者は状況を監視しているとされますが、それは今に始まったことではなく、前回のイタリア地震の時も監視を強めていました。

またカンピ・フレグレイ火山地帯と言いますと、南イタリアのカンパニア地方、ポッツォリの北西約4kmの地点には火口湖『アヴェルヌス湖』があります。

このアヴェルヌス湖は古代ローマ人にとって冥界への入口など、死を司る象徴があったようです。

火山活動によって致死性のガスが発生するなどし、そのガスで鳥などの生物が死んでしまうこともあるようです。

そのアヴェルヌス湖はカンピ・フレグレイ火山地帯に位置していますが、以前イタリアからのニュースに、噴火の兆候か?アヴェルヌス湖の畔で数百匹の死んだ魚が発見された、という内容の記事がありました。

水域で確認された硫化水素で湖に生息する数百匹の魚が死んだということから、その時もCampi Flegreiの差し迫った噴火の兆候か?と囁かれたわけです。

また、この現象は初めてではなく、そしてここ数年で湖の水は明るい黄色のベールで覆われています。

これは硫化水素の存在を示すものらしく、それはまた噴火の兆候なのかもしれません。

 

また昨年、ナポリの海では奇妙な現象が確認されています。
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海底から何かの圧力で海面が盛り上がるという現象、その原因については続報がないので不明のままです。

La presunta attività vulcanica nel Golfo di Napoli

そして、気になるイエローストーン周辺での出来事、それはまた情報が集まりしだい記したいと思います。

では。