2月10日金曜日、フィリピンでM6.5の地震がありましたが、その地震により大地に亀裂、段差が生じたようです。
凄まじいエネルギーだったことが伺えます。
大地の亀裂も恐ろしいですが、大地の異変といえばシンクホールがあります。
最近の福岡でのシンクホールなど、下水管などの老朽化や地下水、また鉱山跡の地下採掘が原因とされる陥没穴なら原因として納得できる(あってはならないが)部分もありますが、ベトナムの北部山岳地帯、バク・カン(Bac Kan)のチョ・ドン地区(Cho Don District)では1カ月以上にわたってシンクホールが現れ、地元住民に不安を与えています。
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今のところ原因は不明です。
不気味.....。
そして、 チリ、ニュージーランド、コロンビアで海洋生物の大量死が相次ぎましたが、今度はコスタリカのニコヤ湾ビーチ数キロに渡り数百万匹ともされる魚が大量死しました。
大量死した魚は全てイワシだと言うことです。
先月チリでの魚大量死もイワシでした。
そのチリでは先日、サケが大量死しています。
チリにしてもコスタリカにしても、原因不明なことから調査されているようですが、もはや一地域の問題ではなく、世界的に危ぶまれる出来事にも思われることから原因究明が急がれます。
参照記事
Miles de peces aparecen muertos en playas del golfo de Nicoya
参照記事
Miles de peces aparecen muertos en playas del golfo de Nicoya
近年の異常気象が原因なのでしょうか?
過去記事で、現在、北半球では猛烈な冬の嵐、一方南半球では異常な夏の暑さとなっていることが原因なのか、オーストラリアでは異常な暑さでコウモリが大量死したことを記しましたが、やはり異常気象というのは間違いのない事実なのでしょう。
そのオーストラリアでは最近クラゲが大量死したことも記事にしました。
異常気象ならば環境にも異変が起きているはずで、特に昨年末から現在にかけては異常過ぎます。
デンマーク気象研究所からの氷床に関するグラフなんですが、
灰色の線は1990年から2013年までの平均値を示しています。
青い線は今シーズン。
温暖化などどこ吹く風、氷床の大規模な成長を示しています。
Greenland Ice Sheet Surface Mass Budget: DMI
もっとも、海水温上昇ならば蒸発した海水が水蒸気となり雲が発生し、そして雨を降らせます。
それが両極に集められることが多いのか、季節が冬ならば雪となるのでしょう。
NASAが南極の氷が増加しているというのもうなずけますが、片や北極の氷は減っています。
しかし、デンマークでは氷床が増加傾向にある、そして昨今の寒波.....
何だかよくわからなくならます。
では。