昨年ニューヨークで開かれた “温暖化対策サミット” でスピーチした少女、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんは、気候変動が緊急事態にあると訴えました。
そして今年、気候変動(地球温暖化)の経済学を巡る議論の場で、グレタさんの主張に対し米財務長官ムニューシン氏は「大学に行って経済学を学んで、その後で私たちに説明できるようになるだろう」とコメント、“ 経済学を学んで ” というのはある意味正しい、というよりも、米国はそれまで定説とされている気候変動の正体が別のものと知っている可能性があり、そして米国が地球温暖化に対し何か対策をしているか?といえばしていないに等しい。
何故か?
やはり米国は気候変動がなぜ起きているのかを知っている、そして地球全体が温暖化していると論じられている原因を作ったのはアメリカであり、『不都合な真実』2006年のアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が脚本、主演した映画も一役買っていると思われる。
確かに世界的に気温が上昇している温暖化傾向はある。
ただ、その原因が問題。
さて、
南極のヒゲペンギンの個体数が過去50年間で77%以上減少しました。
Alarm over collapse of chinstrap penguin numbers | World news | The Guardian
↑参照
南極のペンギンの個体数やコロニーが極端に減少する原因は地球温暖化で気温上昇、住めない環境になったということでしょうか?
その南極なんですが、現在、南半球は夏、だから暖かいのですけど、2020年2月6日、アルゼンチンのエスペランサ基地の温度計が南極の驚くべき気温を記録したそうです。
18.3°C(65°F)を測定し、前回の記録0.8°C(1.5°F)を上回ったということです。
地球温暖化なのか?
https://www.kxan.com/weather/weather-blog/antarctica-records-all-time-warmest-temperature/
異常な高温か?
南半球が夏だとしても、これは地球温暖化の影響によるものか?
とまあ、記事を読んでみると、その原因が地球温暖化にあるとまでは言えないようです。
2017年8月、科学者たちは南極の氷の下に91の活動しているかは不明の火山を発見しましたが、その後、2017年11月に南極の氷の下に新たな熱源である火山活動を発見しています。
この発見の数日後、英国南極調査(BAS)は、南極のホットスポットを示す新しいヒートマップを明らかにしました。
そして科学者たちは、南極の気温上昇の原因が一般的に論じられている温暖化ではなく、南極の氷下(大地)にある火山活動に由来した地熱上昇によるものという見解も示しているようです。
現在冬季である北半球は?
暖冬傾向にあるようです。
しかし、やはり冬、イラン北部では異常な大雪がふりました。
この降雪に関連して8人が死亡、145人が負傷、80人もの行方不明が報告されています。多くの場所で電力、水道、天然ガスの供給が遮断されています。
Heavy snow fall sets new record in #Iran's northwestern city of #Khalkhal! pic.twitter.com/0g2RzfpyYq
— Press TV (@PressTV) 2020年2月11日
Press TV on Twitter: "Heavy snow fall sets new record in #Iran's northwestern city of #Khalkhal!… "
暖冬傾向はユーラシア大陸と北米の大部分で穏やかでした。
一方、北極圏では冷たい空気が溜まり、この2月、過去11年間で急速な氷が成長し最大となったようです。
過去11年間で最大となった氷
ヨーロッパ経由の海氷マップ
当ブログでいくつか地球温暖化について記しましたけど、個人的には地球全体が温暖化し、両極地の氷を氷解させ、海面上昇、世界各地の沿岸部が海になるという説を疑問視しています。
海に浮かぶ北極の氷河が全部融けても体積は変わらない、コップの中に氷を入れ、水を満タンにし、その氷が全部融けても水がコップからこぼれることはありません。
南極は大陸の上に氷河がありますので融けたら海面上昇はしますけど、暖められた空気の流れは自然と両極地へ運ばれ、水蒸気となり雨や雪を降らせます。
ただ、やはり地球全体が温暖化傾向にある、というのは正しいようです。
その原因が問題かと感じています。
温暖化原因の定説以上の不気味な動きが働いている、地球そのものが........
では。