太陽に新しく現れた黒点で、20日の19時半(世界時20日10時半)にC4.8の小規模フレアが発生しました。
このフレアに伴って太陽ガス放出現象(CME)が発生しています。
CMEは地球正面で発生したという状況ではありませんが、3日~4日後くらいには太陽風の乱れが到来する可能性があるとのことです。
太陽風の影響は磁気嵐を生みます。
その場合、地球上では何かしら電波異常が確認されるかもしれません。
で、電波ということからなんですけど、
Wi-Fi(ワイヤレスインターネット)がノートパソコンやスマホ(コンピュータ)で検出可能になったとき、頭に「チクチクする音」を感じたりすることがあるとされます。
何でも、1.9GHz〜2.4 + GHzのワイヤレス信号がデータを送信しているときに「感じる」ことがあるということで、例えば、ノートパソコンのワイヤレスが有効になっていると、約60秒後に頭痛などの症状や、長時間使用(露光)すると、集中力を失う傾向があるのだとか。
この問題は90年代後半から1.9GHz帯を使用するすべてのデジタル携帯電話で発生しているらしく、WiFiおよび携帯電話は強い送信電力レベルを持っているからのようです。
参照
I can "feel" when WiFi is "on" - | DSLReports Forums
これは電磁波過敏症という症状なのかもしれません。
WHOによると、電磁波に関連するさまざまな健康上の問題を報告しています。
中には、非常に深刻な影響を受けて仕事をやめて生活全体を変える人もいるとWHOは報告します。
ただ、電磁波過敏症なる症状が実際にあるのかはわかっていないのだとか。
参照
☆WHO | Electromagnetic fields and public health
1つ言えるのは、全く影響しないということない、ということかと思われます。
多くの生物には、体内(脳)に磁場を感じる機能があるように、その磁場が異常を来したりしますと、異常を受けた生物の方向感覚が狂ったり、まれに普段とは違う行動を取ったりもします。
空間の電場と磁場の変化によって形成される波が電磁波。
また電波は電磁波の一種です。
磁場が狂うと、生物が方向感覚を失う、これについて最近の研究によると、実験室に地球の磁場と同等強度を持つ人工磁場の近くに人々を配置させ、磁力の流れを異なる方向に向けられた人々の脳波パターンに変化を示しました。
観察された脳活動の変化は、磁場の方向の変化と直接相関するように思われた、と研究者らは述べています。
自然環境は地球磁場の影響を受けています。
生物もまた何かしら影響があるのでしょう。
で、過去記事にも記しましたけど、デジタル社会の電磁波による病はアナログ時代には見られなかったと思うんですね。
例えば、
●次の8つのうち当てはまるものはいくつありますか?
□スマホを1日1時間以上使う。
□パソコンを1日5時間以上使う。
□ノートパソコンを愛用している。
□猫背気味。
□日常的に肩や首のコリを感じている。
□上を見ようとすると首に痛みや違和感がある。
□目が疲れやすくドライアイになっている。
□まくらがないほうが寝やすい。
□腕を上げたときにどちららが耳につきにくい。
5つ以上当てはまる場合は、スマホ症候群になっている可能性が高いと考えられています。
(可能性であり個人差があります)
スマホ症候群(医学的ではなく、造語)という近年の病と言いますか、スマホを長時間使用することで、首や背中や腰の痛み、頭痛や目眩や吐き気や倦怠感などの症状が起きるという報告があります。
デジタル時代以前は本というアナログ時代でしたが、本を長時間読んで、肩こりや疲れ目などはあれど、目眩や吐き気などの症状というものはなかったかと思われます。
これも個人差で症状が異なるのでしょうが、デジタルな時代になってからは、アナログ時代には見られなかった病というものが出てきているようです。
スマホ症候群などと言うものもその典型的な1つでありましょう。
要は、電化製品による体調不良、電磁波による影響を強く受けている可能性があります。
日本ではあまり知られない電磁波過敏症ですが、欧米では当たり前で、米国ではトップランキングに入るくらい認知度の高い病とされます。
(実際、病なのかは不明)
●電磁波過敏症症状
確認されているのは、下記のような症状
1. 視力障害、目が痛い、目がうずく
2. 皮膚が乾燥する、赤くなる、湿疹
3. 鼻づまり、鼻水
4. 顔がほてる、むくみ、湿疹、ピリピリした不快感
6. 歯や顎の痛み
7. 粘膜の乾燥、異常な喉の渇き
8. 頭痛、短期的記憶喪失やうつ症状
9. 異常な疲れ、集中力の欠如
10. めまい、耳鳴り、気を失いそうな感覚、吐き気
11. 首筋や肩のこり、腕の筋肉や関節の痛み
12. 呼吸困難、動悸
13. 腕や足のしびれ、麻痺
また、2014年にあった記事ですが、
●電磁信号アレルギーに苦しむ米国人
Wi-Fiのない町に移住
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_03_11/268831197/(記事は削除されています)
記事によりますと、
引用:
電磁信号アレルギーに苦しむ米国人数十人が、ウエスト・ ヴァージニア州の小都市グリン・バンクに移住した。
彼らは、自分達をWi-Fi難民と呼んでいる。
ちなみに同市では、携帯通信やテレビ、ラジオの使用が禁止されている。
新聞「The Daily Mail」によれば、この「静かな町」には、昨年36人が移り住んできた。
これによって「難民」の総数は147人となった。
電磁信号によるアレルギーでかかる病気は様々で、例えばデボラ・クニーさんは、隣の家に設置された無線LAN親機(ルーター)のせいで「緩慢な中毒」を起こしているように感じてきたという。
彼女は「絶えず耳鳴りがして、自宅ではゆっくり寝ることもできず、絶えず調子が悪かった」と語っている。
様々な国々の専門家らは、Wi-Fiや携帯電話から出る光線が人間に及ぼす有害な影響について、もう何年も研究している。
この問題は、子供たちの間でさえ関心を呼び起こしている。
例えばデンマークでは、5人の女の子が、無線LANルーターが植物の成長に与える影響を調べる実験をした。
それによれば、親機のすぐ近くに植えられた大半の植物は枯れてしまうという、きわめて明白な結果が出ている。
:引用終了
親機のすぐ近くに植えられた大半の植物は枯れてしまうという、きわめて明白な結果
これ、自分も実験してみようと考えています。
数年前、電磁波チェッカーを友人から借りて、家の中の家電などをチェックしてみました。
パソコンやIHヒーター(友人宅)や冷蔵庫、エアコンやテレビなどは報告されているものと多少誤差はあるものの、それなりの数値(単位:ガウス)でした。
ホットカーペットも計測してみたかったのですが、家にはありませんのでチェックできず残念、かなり高い電磁波らしいですね。
一番驚いたのは、車の前席(ナビか?)、それから、Wii本体とプレイステでした。
ものすごく高い電磁波が測定されました。
磁場の変化によって形成される波が電磁波。
また電波は電磁波の一種
では。