今月、チリで奇妙な金属音が夜間に響き渡りました。
SOUNDS OF THE APOCALYPSE...SKY TRUMPETS MAKE ANIMALS GO BERSERK IN CHILE JUNE 8 2018!!! - YouTube
近年、世界中で鳴り響く天使のラッパ(アポカリプティックサウンド)と言われている音にソックリです。
その大音響に反応したのか、ビデオでは犬たちが吠えまくっています。
メディアでは、近くの造船所や鉄鋼関連の作業による音、また列車のブレーキ音ではないか、という意見があるようですが、夜間に大音響が出るような作業をしていたのでしょうか。
Yahoo!の旧ブログ記事で何度か記しているのですが、アポカリプティックサウンドの発生時と太陽活動の関係に注目したりもしています。
今回チリでの奇妙な音は6月8日、その2日前から磁場の強まりが到来していました。
これは太陽で弱いCME発生に伴い、地球に磁場のかたまりが流れてきた影響かもしれない、とのこと。
その後も磁場強度が高まり、磁気圏の活動もやや高まっていました。
また、太陽活動とアポカリプティックサウンド、そして、地球内部の磁性変動から、もしかしたら奇妙な音の正体は地球内部から聞こえてくるのかも、とも思ったりします。
中心核の磁性変動で磁北が東へ移動
Richard A. Lovett in San Francisco for National Geographic News December 25, 2009
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=85193376
↑記事は削除されています
地球の磁北が1年に約64キロというスピードでロシアへ向かって移動しているとする研究が発表された。地球の中心核で磁性が変動していることが原因だという。
アポカリプティックサウンドの話になりますが、謎の音響はもしかしたら磁力ラインの配置の変化によるプラズマ現象による音かもしれません。
プラズマ現象のひとつにオーロラがありますが、そのオーロラの音を聴いた、という人がいます。
ただ、オーロラが音を出すということは確認されていませんので、それが本当なのかは謎です。
つまり、同じ条件下で聴こえる人もいれば聴こえない人もいることから、オーロラから出た電波(周波数)が、人間の脳で音の感覚に変換されるのではないかという説があります。
オーロラに音があるとすれば、それは低周波かもしれません。
犬がオーロラの音に反応するとう説もありますし。
その低周波ですが、地球のはるか上空では「ヒス音」と呼ばれる謎の低周波が鳴り響いているとされ、アメリカの研究チームがNASAの磁気圏観測衛星テミスから送られたデータを基に、このヒス音の発生源が「コーラス」と呼ばれる宇宙からの電磁波(プラズマ)であるということを報告しています。
宇宙からの電磁波、それはプラズマ波のことでしょう。
「ヒス音」と呼ばれる謎の低周波が鳴り響いている、というのは興味深いのですが、それとは別(?)に興味深いハム音という現象もあります。
天使のラッパ(アポカリプティックサウンド)、それはまるで地球の悲鳴(叫び)のようにも感じてしまうのでした。
では。