18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源として最大震度6弱の地震が起きましたが、
大阪北部地震 震源断層は特定できず 複雑な発生メカニズム(産経新聞) - Yahoo!ニュース
大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震の発生を受け政府の地震調査委員会は18日、臨時会合を開き今回の地震に関する評価をまとめ公表した。地震を起こした震源断層は特定できず、周辺の活断層帯と「関連した活動である可能性がある」との表現にとどまった。
M 5.5 - 1km SSW of Takatsuki, Japan
“地震を起こした震源断層は特定できず、周辺の活断層帯と「関連した活動である可能性がある」との表現にとどまった”
とのことです。
震源断層は特定できず、周辺の活断層帯と関連している可能性、その断層はどこなのでしょうか?
また、大阪での地震が発生する2日前、桜島が大噴火しています。
6月16日午前7時19分(現地時間)、桜島が急激に噴火、噴煙が4,700メートルまで上昇しました。
Sakurajima Volcano In Japan Big Erupts June 16, 2018 - YouTube
ちなみに、大阪の地震に関係するかもしれない断層は、
そして、最も巨大な中央構造線
大阪の地震と桜島の噴火から気になるのは中央構造線、断層の特定ができない、また、関連した活動である可能性、であるならば、中央構造線が本元かもしれないと思いました。
他、中央構造線付近の地震では、6月17日 15時27分ごろ、群馬県南部を震源に最大震度 5弱、深さ 20km、マグニチュード 4.7という規模の地震が発生しています。
地震情報 - Yahoo!天気・災害
中央構造線、またフォッサマグナから富士山が気にもなりますが、6月19日 4時46分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源に最大震度 1の地震が発生しています。
地震情報 - Yahoo!天気・災害
今回の大阪の地震と南海トラフ(地震)には直接的な関連はないだろう、ということのようですが、個人的に気になるのがフィリピン海プレートです。
連動する可能性はないのか?
南海トラフ地震を引き起こす活断層帯を特定 「富士山から海へ続いていた!」 | ハザードラボ
南海トラフ地震は、東海から九州までのフィリピン海プレートと大陸側のユーラシアプレートの窪み(トラフ)で発生すると予想されます。
個人的に、もう1つ気になることがありまして、それがフィリピン海プレートにある相模トラフと南海トラフの接点から日本を東西に分裂するように伸びるフォッサマグナなんです。
そして、富士山。
宝永大噴火(富士山)は宝永地震の49日後に発生していまして、南海トラフや相模トラフを震源とする地震など、その前後25年以内に、富士山に何らかの活動が発生している事例が多くあるとされます。
思えば、2003年に火山噴火予知連絡会が新たな活火山の定義を示した翌2004年に、気象庁の富士山頂観測所に自動観測装置が設置され、職員が富士山から下山し無人施設となりました。
理由は観測衛星の時代だから、というもので、確かにうなずけますが、下山のタイミングの前年2003年9月の気象庁の発表によりますと、富士山東北東斜面4カ所に陥没と噴気孔があり、そこから噴気が上がっているとしました。
大阪でのM6クラスの地震、それは更なる巨大地震の前触れなのかもしれません。
そして、やはり気になるのはフィリピン海プレート、日本だけではなく、台湾、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの周辺、そのベトナムの隣国タイのビーチで奇妙な引潮現象が起きました。
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では。
淡路島地震で指摘された巨大断層の記事