異常気象か?ハワイやアラスカや米北部で冬の天気

ハワイのキラウエア火山噴火から、専門家を困惑させる衝撃的な出来事を引き起こしたようです。

海水に流込んだ溶岩との相互作用により、ハワイで凍った雨が降り、ハワイの天気予報で衝撃的な冬の天気として警報を出しました。

Hawaii volcano eruption: Mysterious freezing rain STUNS scientists after lava explosion | THE NEWS - GROUP OF WORLD

↑詳細はこちら

キラウエア火山の噴火から溶岩を噴出し続け、その溶岩が海の中へ入ることで蒸気が発生、冷え込んだ大気が凍った雨と霧のようにハワイ島に降り注ぎました。

この気象現象は非常にまれであり、気象学者は「以前にこれを見たことがない」と認めています。(ハワイの気象学者のピート・カッギアーノ(Pete Caggiano)氏)
f:id:somin753:20180613112432j:image
f:id:somin753:20180613112443j:image
f:id:somin753:20180613112450j:imageLava flow sparks Winter Weather Advisory on Big Island - Honolulu, Hawaii news, sports & weather - KITV Channel 4

 

膨大な量の水蒸気が上空で冷やされれば雨となりますが、事態はそれだけでなく冬の天気として警報を出したようです。

この時期に冬のような天候は異常なのでしょう。

これは火山の冬?

 

また、キラウエア火山噴火で噴出した大量の溶岩により、

磁気反転

ハワイのキラウエア火山噴火による影響で、地球の磁場が反転しているかのように南北を示すコンパスが狂っている、ということです。

Hawaii volcano: Kilauea’s magnetic field goes OPPOSITE direction – sending compasses crazy | World | News | Express.co.uk

↑詳細はこちら

 

富士樹海も流れ出した溶岩の影響でコンパスが狂う場所が存在します。

冷えて固まった溶岩が、その時点での磁場を閉じ込めてしまうのでしょう。

 

さて、地域によっては火山の冬が到来するのかもしれない、または、地球の磁場が弱くなってきているのが原因か、天気が狂るいだしてきている、そんな季節の異常がアラスカとモンタナ(米北部)で報告されました。

それは、ミニ氷河期の兆し?、として。

Not a dream: Eureka Lodge awakes to ‘very unusual’ late-spring dump of snow - Anchorage Daily News

↑詳細はこちら

2018年6月11日、アラスカで雪が8インチ降り積りました。
f:id:somin753:20180613121137j:image
6月に1インチ降雪することも滅多になく、今回は非常に珍しいとのこと。
f:id:somin753:20180613121652j:image
アンカレッジの気象学者、ビル・ルートヴィヒ氏は、「もし7月に同様のことが起きれば、それは大きな問題になるだろう」ということです。

また、モンタナでも雪。
寒冷前線が土曜日の終わりに移動し、日曜日にはほとんどの地域で気温が30度も下がり、アラスカと同じ6月11日月曜日には、いくつかの地域で氷点下になりました。

June snow at Showdown (video) - KRTV News in Great Falls, Montana

 

地球温暖化か?

地球寒冷化か?

もちろん暑くなる国や地域、その反対に寒くなる国や地域があるでしょう。

地球全体がどちらか一方に片寄るということはないと思いますが、今思うのは、暑くなる寒くなるではなく、この異常な気象から季節感が無くなりつつあるということです。

 

地球が悲鳴を上げているかのようです。

では。

 

追記 : 

6月13日、北海道でも寒気の影響で北見市の石北峠で雪が降りました。

13日の最低気温が0.3℃と冬の寒さとなり、石北峠で12日夕方から雪が降り始めたとのことです。