海洋環境の影響か?北海道で大量のトドが上陸しオーストラリアではクジラ大量死

北海道にある無人島・弁天島に大量のトドが上陸したというニュースがありました。

大量トド、どどどッ…無人島に2000頭が上陸 (読売新聞) - Yahoo!ニュース 

記事によりますと、

“北海道稚内市宗谷岬から約1キロ北西沖にある無人島・弁天島に大量のトドが上陸し、直径約70メートルの小島が多い時で約2000頭のトドに覆われた状態になっている。”

“それまでも数百頭の上陸はあったが、道立総合研究機構稚内水産試験場の推計で2000頭を超えるトドが上陸。17年5月には同島とその周辺で6000頭以上が確認された。”

“急増した理由は分かっていないが、同試験場の後藤陽子主査は「流氷やエサなどの海洋環境が影響しているのでは」と指摘している。”

とのことです。

 

関係ないとは思いますが、前回の記事で、

北海道から約1000キロ離れた千島列島北部のエベコ山が、3月19日に噴火しました。

(千島硫黄山(ちしまいおうざん)海抜 1,156 メートル、ロシア名:エベコ山)

エベコ山噴火は何かの予兆でしょうか?

噴火翌日の3月20日、サハリン島の南西部沿岸(コリムスク)で奇妙な潮汐現象が発生し、海が消えた、ということを記しました。

時期や場所が気になるものの、トド大量上陸の原因は、Yahoo!ニュース記事にあるように、海洋環境の影響なのでしょう.........多分。

 

生物の普段とは違う行動(異常)、ということからですが、今月初めにオーストラリアのオーガスタから10km北に位置するハメリン湾に、クジラ150頭以上の迷い込みが確認されたというニュースがありました↓

Hamelin Bay whale stranding update – 9.30am - Parks and Wildlife Service

 

そのハメリン湾で23日、クジラ約75頭が浅瀬に打ち上げられているのが見つかり浜辺で死亡しました。

ボランティア100人ほどがクジラの救助にあたりましたが、50頭はビーチ、25頭は浅瀬で死亡、生存しているクジラは7頭とのことです↓

Hamelin Bay whale stranding update – 4pm - Parks and Wildlife Service


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f:id:somin753:20180324072454j:imageParks and Wildlife (@WAParksWildlife) | Twitter

 

先の、トド大量上陸が海洋環境の影響というのであれば、このオーストラリアでのクジラ大量死や迷い込みも環境の影響かもしれません.......多分。

で、環境の影響であるならば、これかも↓
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ハリケーン・ニュース(気象予報)によりますと、

オーストラリア北西部で今週水曜日(米国時間)、トロピカル・サイクロン・マーカスが、カテゴリー5の強度に達しました。

これは6ヶ月前のハリケーン・マリア以来、地球最大の熱帯低気圧となります。

とのことです。

 

今年の北半球は異常な寒波から始まり、世界の国々で大雪や嵐、運河、海岸で波の凍結、また巨大な雹が降り、大地に亀裂、奇妙な潮汐現象、生物の異常行動や大量死、そして南半球でも大地震に火山噴火などなど、まだ3月ですけど、自然災害だけでも、もはやカオスといった感じです。

では。