先日、木星の大きな赤い斑点(大赤斑)は20年以内に消滅するだろう、というニュースについて記しました。
大赤斑とは、木星にある赤い目のような大きな渦、それは地球がすっぽり入るほどの大きさがあります。
NASAのジェット推進研究所(JPL)の研究によりますと、この大赤斑は発見以来、徐々にその大きさが縮小してきているとされ、この分ですと20年以内に消えてしまう可能性があるというのです。
↓過去記事
“ネバダ州で奇妙な雲とかNASAの木星探査機ジュノが木星の神秘的な画像を発表とか - strange world➰奇妙な世界 ”
地球がすっぽり入る大赤斑
で、大赤斑は消えるだろう、というニュースが報じられたばかりですけど、またまた木星の大赤斑に関するニュースがありました。
確かに縮小現象を見せている大赤斑、その大赤斑が色を変えながら横に伸びている、つまり長細く形を変えていると科学者はいいます。
http://iopscience.iop.org/article/10.3847/1538-3881/aaae01
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木星の大赤斑は150年間縮小しています。しかし今、渦巻きの嵐(大赤斑)を研究している科学者たちは、その象徴的な場所の色を変え、長くなっていることを発見しました。1830年以来監視されていた大赤斑、かつては地球3個分を呑み込むほど大きかったが、現在は1個しか収まらない。
このような現象により、科学者は大赤斑そのものが今後どのような姿になるかについて確信が持てません。
新たな発見によると、サイズが縮小するにつれ、大赤斑は以前よりも速度を早めて西へずれ始めていて、それが原因で伸びています。
Jupiter’s Great Red Spot Shrinks and Grows - YouTube
大赤斑は巨大な嵐の渦とされます、が、本当のことはわかっていません。
大赤斑の下には何があるのでしょうか?
また、大赤斑は近い将来に消えてしまうのでしょうか?
それは木星に何かしら異変が起きているということかもしれません。
さて、木星とは関係ありませんけど、この地球でもいろいろな異変が次から次へと起きています。
まずはダウンバースト、
ダウンバースト(英語:downburst)とは、ある種の下降気流であり、これが地面に衝突した際に四方に広がる風が災害を起こすほど強いものをいう。この突風は風速50mを超える場合がある。
そのダウンバーストですが、
3月14日、メキシコでダウンバーストが発生したようです。
Downburst espectacular en la Ciudad de México 14 de marzo 2018 vista Torre Latino - YouTube
動画は早送り⏩されていますが、それでも突然の嵐といっていいほどのダウンバースト現象かと思われます。
風だけでなく、バケツの水をひっくり返したような雨も降った可能性があります。
大規模なダウンバースト。
また突然の嵐という意味では、翌15日、アフリカ南部のレソト王国では大きな雹が、
この雹により、けが人の他、大きな被害が出ているようです。
Keiso Mohloboli (@kmohloboli) | Twitter
同じく15日、
Sailor nearly sucked into 100ft-wide sinkhole on canal in Cheshire | Daily Mail Online
巨大な100フィート(約30メートル)幅のシンクホールがシュロップシャーユニオン運河の中央で発生したようです。
運河を完全に排水した水は何処へ消えたのでしょうか?
では。