米国イエローストーンでの群発地震は火山噴火の兆候なのでしょうか。
2018年2月12日以後、イエローストーンで50以上の群発地震があり、火山による影響があるかもしれない、とのことです。
USGS: Volcano Hazards Program YVO Yellowstone
2月17日からの地震計では↓
64万年前に噴火したとされるイエローストーン国立公園の火山は、巨大なマグマ溜まりの上にあり、専門家は数万年前の規模の噴火を警告、一部の地質学者は、イエローストーン噴火の兆候であると主張しているようです。
もしイエローストーンが噴火すれば、膨大な量の噴煙により急速な気候変動を引き起こし、即座に87,000人が死亡し、米国の3分の2の地域で住むことができなくなると予測されています。
大気に放出された噴煙は、太陽光を遮り、単にアメリカ西部だけでなく、地球の大部分に「核の冬」に似た火山の冬を生み出します。
近年、米国の火山で大規模な噴火といえば、1980年のセント・ヘレンズ山、この火山は富士山のようなキレイな姿をした山でしたが、この噴火に伴い大規模な山体崩壊、その後は会津の磐梯山のような姿になりました。
イエローストーンが大規模噴火した場合、そのセント・ヘレンズ噴火に比べ、その規模は約6,000倍という驚異的な爆発になると予測されています。
参照 : Sudden Earthquake Surge at Yellowstone Super-Volcano
北大西洋、北極圏のすぐ南に位置しているアイスランド島、そこは、発散型プレート境界である大西洋中央海嶺が海面上に露出したものですが、そのアイスランド北部で、M5.2の地震、1時間後にはM4.5の地震が発生、2月14日以来2,000以上の地震が起きています。
このような活動は、約30年(1988年以来)ぶりとのことです。
Whole Country
大西洋中央海嶺の動きが活発化してきたのでしょうか。
また、火山活動も気になるところです。
一方、日本での地震は、
発生時刻: 2018年2月20日 3時46分
震源地: 和歌山県北部
最大震度:1 M2.5
発生時刻: 2018年2月20日 2時28分
震源地: 和歌山県北部
最大震度:1 M2.5
発生時刻: 2018年2月20日 2時25分
震源地: 和歌山県北部
最大震度:1 M2.8
発生時刻: 2018年2月20日 1時35分
震源地: 伊豆半島東方沖
最大震度:1 M3.0
発生時刻: 2018年2月19日 18時49分
震源地: 茨城県沖
最大震度:2 M4.4
発生時刻: 2018年2月19日 15時45分
震源地: 茨城県南部
最大震度:1 M3.2
発生時刻: 2018年2月19日 14時34分
震源地: 茨城県南部
最大震度:2 M3.5
発生時刻: 2018年2月19日 13時41分
震源地: 浦河沖
最大震度:1 M3.7
発生時刻: 2018年2月19日 6時02分
震源地: 愛知県西部
最大震度:1 M3.5
発生時刻: 2018年2月19日 4時03分
震源地: 茨城県北部
最大震度:3 M3.9
発生時刻: 2018年2月19日 3時35分
震源地: 豊後水道
最大震度:2 M3.9
発生時刻: 2018年2月19日 3時31分
震源地: 豊後水道
最大震度:4 M5.0
中央構造線が気になるところです。
中央構造線 - Wikipedia
図の赤ラインが中央構造線
青ラインはフォッサマグナ
フォッサマグナから南下した海にはフィリピン海プレートが見えます。
中央構造線とフォッサマグナが交差する地域(長野県など南アルプス)は何故か新潟県糸魚川市方面へと歪んでいます。
これは.....、また次回にしますけど、2月19日、豊後水道を震源にした最大震度:4、M5.0の地震、その豊後水道、この震源域においては、1769年8月28日(明和6年7月28日) 日向・豊後・肥後で推定M7弱の地震が発生していまして、熊本や大分で多くの被害があり津波も発生しています。
中央構造線、そしてフォッサマグナ、それに関連するだろ南海、東南海、相模トラフ、そしてフィリピン海プレートに富士山、箱根山、浅間山、日本は地震、火山大国とされてきましたが、今や世界中で大規模な地震や火山噴火が起きていることを思いますと、世界中が日本化しているようにも感じてしまいます。
そして思い出す、神秘思想日本雛型論.......
世界中で起こること、その始まりは日本から、そして終わりも日本へ帰る。
日本は世界の縮図、そんな荒唐無稽なことを真剣に考えたりしました。
では。