ペルーでリュウグウノツカイ/フィリピンでメガマウス/新たな火山活動

ペルーの海岸にリュウグウノツカイ一匹が打ち上げられました。
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f:id:somin753:20180216162418j:imagehttps://www.facebook.com/alertaperiodismoalternativo/posts/2055525097997283

Facebookでは、深海魚が上がるのは地震の前兆、という言い伝えが....

 

南米での大きな地震と言いますと、1月14日にはペルー沖でM7.1(7.3)の強い地震が発生、ペルー沖といえば、ナスカプレートが南米プレートに潜り込むチリ沖と繋がります。

このエリアは、海溝型の地震が多いともされますが、やはりペルーとチリは連動するのでしょうか、21日夜、チリでM6クラスの大きな地震が発生しています。

大西洋側が何だか騒がしいようにも感じていますけど、その大西洋側では、新たな火山活動も見られています。

2018年1月31日に撮影されたランドサット(Landsat)8の衛星画像では、サンドウィッチ諸島にあるマイケル山の頂上クレータ内に熱異常が発見されました。

そして、2018年2月10日の新しい画像では、火山の噴火口の内部で活動が活発化していることを明確に示しています。
f:id:somin753:20180217073930j:imageSouth Georgia and the South Sandwich Islands - Wikipedia

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マイケル・ボルケーノの噴火口の中のホットスポットを示す短波赤外線画像。SOURCE:Sentinel-2 / EOSデータ解析。


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マイケル・ボルケーノの山頂部の自然色のイメージ。SOURCE:Sentinel-2 / EOSデータ解析。South Sandwich Islands Volcano Monitoring Blog: 2018

 

ペルーでは深海魚リュウグウノツカイが打ち上げられましたが、フィリピンでは非常にまれなメガマスサメが浜辺で死んでいるのが発見されました。
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Megamouth shark: Villagers in Philippines terrified as rare species washed up on beach | Daily Star

 

ペルー、フィリピン、やはり環太平洋火山帯では何か不穏な兆候が見られているようにも思えます。

が、南大西洋のサンドウィッチ諸島で新たな火山活動が確認されたように、北大西洋カナリア諸島(アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある7つの島)では、マグニチュード1.6〜2.6の地震を3日間で約100回発生しているようで、ここでも火山活動が見られているそうです。
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Visualizador Terremotos Próximos

大西洋側が動き出しているようです。

 

では。