2018年1月27日の午前中に、何らかの風による事故か?ワシントンのクイナルト湖北岸の森林にある樹木110本をなぎ倒したようです。
これに関連してか、地震計が反応するほどの揺れが確認されています。
何らかの風、ということから、突然発生する強風マイクロバースト(ダウンバースト)説が囁かれましたが、専門家は疑問視しているらしい。
樹木は皆、湖畔方向へ倒れています。
'Mystery Wind' Wipes Out Patch of Washington Forest | Coast to Coast AM
マイクロバースト(microburst)とは、
急激に発達した雷雲や積乱雲の下で,地面に吹きつけ,破壊的な強風を巻き起こす気流。ダウンバーストのうち,空間規模が 4km以上のものをマクロバースト(macroburst),4km未満のものをマイクロバーストと呼ぶ、ということです。
ダウンバーストとは下降気流、地面に衝突した際に広がる強風(突風)で、時に風速50mを超える場合があるらしい。
ただ、専門家が疑問視するのは、クイナルト湖周辺でのその時の気象条件、または観測から、ダウンバーストが発生するような条件ではなかったようで、かと言って、何かが爆発した痕跡もなく、地震でもなかった、ではやはりマイクロバースト(ダウンバースト)が原因なのでしょうか?
それならば、100本以上の巨木を根元からへし折り、また地震計も反応するほどなので、巨大な破壊力を持つ突風だった可能性があるかもしれません。
先日の記事で、
2月8日の午後12時10分、タイのナ・ダヌー地区で謎の爆発か?強い衝撃が建物の壁、窓、ドアなどにひび割れを生じさせたと61人の住民が報告しました。
住民によると、爆発にも似た騒音が発生した直後、建物などに亀裂が現れたとのことです。
爆弾の痕跡、爆発の跡がない...
原因は謎のままです。
爆発でもソニックブームでも地震でもないようですが、何だったのでしょうか?
と、タイで建物の壁、窓、ドアなどにひび割れを生じさせた強い衝撃を紹介しましたけど、その正体も強い破壊力を持ったダウンバーストだった可能性があります。
これも異常気象によるものなのでしょうか?
2018年2月11日、オーストラリアのクイーンズランド州南東部では、猛烈な雷雨が発生し、ブリスベンで大停電が発生しています。
ブリスベンのモートン湾では、風速が111km / h(69mph)に達し、雷などの影響で55,000もの建物で停電となりました。
地面から空に向けて放電している雷も多数見受けられます。
Wall
雷は恐ろしいです。
1月24日、南アフリカでは、強風、雨、雹の嵐の中で、羊、山羊、牛など、80頭以上の家畜が落雷を受けて死亡したとのこと。
Lightning kills livestock | News24
また17日午後、同じくアフリカのナミビアでも、17頭のヤギが落雷で死亡しています。
Lightning kills 17 goats at farm Regina - The Namibian
では。