今年も黒点数ゼロの日が多く 1月の黒点相対数は 6.7 でした


3か月半ぶりにCクラスに達するフレアが発生しました。1月の黒点相対数は 6.7 でした。

宇宙天気ニュースより抜粋しますと、

担当 篠原

WDC-SILSOより1月の太陽黒点相対数が発表され、月平均値は 6.7 と3か月連続の1桁台となりました。
11月は5.7、12月は8.2です。

黒点が見えなかった黒点相対数 = 0 の日も、15日と1か月のほぼ半分です。
こちらも、11月は19日、12月は16日と半数前後の月が3か月続いていて、太陽活動の弱まりは、このレベルに達していると言えそうです。

どちらの値も、前の周期の極小の始まりと比べると、2007年後半頃に相当します。
前回は、その後更に無黒点の日が増えて、20日台後半に達しました。
今回はどこまで増えるでしょうか。
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: 抜粋終了

 

1月の黒点相対数は 6.7、予測値では 19 となっていました。

また、1月の黒点相対数の6.7を今年の月予測値で見ますと、9月、10月辺りになります。

先月も記しましたが、早いペースで極小期へと向かっているのかもしれません。

 

その後、2699黒点群では2回目のC1フレアが発生し、活動も少し活発になっています。
その前後にも、Bクラスの小さいフレアを頻発させていましたが、昨日、C8.1の小規模フレアが発生しています。

もう少しでMクラスとなるところでしたが、2699黒点群では活動が活発化しているため、この先もBクラス、Cクラスフレアを発生させる可能性があります。

3か月半ぶりの太陽フレア黒点数ゼロという日が何日も続いたことを考えますと、ホント久しぶりの太陽活動に思えます。

 

久しぶり、というものではありませんが、1月31日、約150年ぶりに皆既月食で月が赤く染まる「ブラッドムーン」、満月がひと月で2度起こる「ブルームーン」、そして満月が大きく見える「スーパームーン」の3つが重なるという現象がありました。

約150年ぶりということですけど、前回は1866年3月、翌1867年2月13日には明治天皇が即位しました。

そして現在、前回1866年に起きた月と同じ現象があり、そして来年は平成が終わり、今上天皇から皇太子に皇位継承(即位)が成されます。

 

皆既月食と神事、ということからですけど、2014年10月8日は皆既月食でした。

この時、イスラエルではティシュリの月『仮庵祭』という祭でした。
興味深く思ったのは、日食と月食が2014年から翌年まで6回もあり、それに合わせるかのようにイスラエルでは祭日が重なったのです。
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そして、このような現象は1948年と1967年にもありました。
両方ともイスラエルにとっては歴史的な年だったわけで 、1948年はイスラエル共和国独立の年、1967年は、イスラエルエルサレムを奪還した奇跡的な「6日戦争」の年でした。

で、10月8日は皆既月食にして仮庵祭、これはティシュリの月、ティシュリとは『収穫祭』のことを言います。
聖書レビ記から、仮庵祭は7日間行われ、8日目に犠牲を捧げるとされています。

日本にも儀式としての収穫祭があり、これを神嘗祭(かんなめさい)と言います。
イスラエルで仮庵祭が終った(8日目に)のを確認するかのように、今度は日本で神嘗祭が始まります。
仮庵祭は最後は神への犠牲で終わりますが、神嘗祭の『神嘗』を見てみますと、「神嘗」は「神の饗(あえ)」が変化したと言われ、「饗え」は食べ物でもてなす意味であるとのこと。
また、饗は新殻を意味する贄(にえ)が転じたとする説もあるとされます。

神嘗は神の饗えで、饗は『贄』が転じた意味かもしれない、らしいのですが、贄は『にえ』の他に『し』とも読みます。
そして、贄は『犠牲』という意味もあります。

聖書による仮庵祭はティシュリの月で収穫祭と神への犠牲の象徴があります。

天皇の儀式である神嘗祭は収穫祭であり、神嘗には神への犠牲という象徴があります。

 

何だか話がごちゃごちゃしましたが、世界中の信仰(宗教)や儀式(神事、行事)には、天体が何かしら関与しているな、そう思うのでした。

 

では。