諏訪大社『筒粥神事』の結果は「世の中」五分満点で「三分五厘」の神託

ちょうど1年前の記事、地球に降り注ぐ宇宙線が増加傾向、寒冷化へ向かうのでしょうか - strange world➰奇妙な世界で、

いくつかの神社では新年に筒粥神事、または粥占という農作物や世相の豊凶を先見(占い)する儀式があります。
その中でも有名なのが諏訪大社下社春宮の筒粥神事です。

と記しましたが、今年も14日夜から15日早朝にかけ、諏訪大社下社春宮で今年の農作物や世相の豊凶を占う筒粥神事が行われました。

昨年は「世の中」が「3分6厘」ということでした。
5分が満点で、3分6厘としています。
諏訪大社によりますと、注意して1年を平穏に過ごしてほしいとのことだったのですが、今年は、

 

「世の中」は三分五厘

「世の中」は三分五厘 下社春宮で筒粥神事 | 信州・市民新聞グループ

抜粋しますと、 

諏訪大社の筒粥神事(つつがゆしんじ)が、14日夜から15日朝にかけて下諏訪町の下社春宮であり、ことしの農作物の豊凶と世相を占った。「世の中」は五分満点で「三分五厘」の神託。昨年より一厘下がった。
 「諏訪の七不思議」の一つに数えられる伝統の特殊神事。

 

昨年よりやや劣るようです。

 

農作物は「上」が20(昨年21)、「中」が15(同14)、「下」が8(同8)。「上の上」は大麦、麻、夕顔、秋蚕(あきご)、大豆、秋大根の6種で、前年より1種増。「下の下」はなかった。
 原弘昌権宮司は「全体的に、昨年よりお粥の入り方や状態にばらつきがあった。米などの作物も大方の実りは望めるが、天候不順や急な災害に気を付けないといけない」と述べ、注意してよく世話をしてほしいと呼び掛けた。
 神託が書かれた目録は参拝者に配布され、大切そうに持ち帰る姿が見られた。70歳代男性は「昨年より一厘落ちたので、気を付けて一年を過ごしたい」と話していた。

 

原弘昌権宮司は「全体的に、昨年よりお粥の入り方や状態にばらつきがあった。米などの作物も大方の実りは望めるが、天候不順や急な災害に気を付けないといけない」と述べ、注意してよく世話をしてほしいと呼び掛けた。

 

粥占については時間をおいて記事にしたいと考えています。

理由は、他にも粥占神事があるからです。

個人的に気になるのは、北緯33度線に位置する佐賀、みやき町千栗八幡宮お粥試しです。

毎年3月15日の早朝に一般公開され、通称「おかいさん」とも呼ばれています。

千栗八幡宮お粥試しの詳細

開催日時 
毎年3月15日 
8時30分、9時15分、10時に結果が公表されます。
開催場所 千栗八幡宮

 

他にも気になる粥占、

福岡県久留米市御井町の大学稲荷神社での神事、2月の初午祭(はつうまさい)、毎年1月16日にかゆを本殿に奉納して、約1カ月後(2月の最初の午の日)に粥占の結果が出ます。

 

佐賀市川副町海童神社での「お粥開き」は3月となります。

 

では。