台湾で捕獲されたまれな深海サメ

台湾で、深海に生息するワニグチツノザメが捕獲されました。


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Rarely seen viper dogfish caught in Taiwan | Sharks | Earth Touch News
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この珍しい深海魚は、台湾の南東海岸台東エリアで養殖研究所が行った海洋生物の定期調査で最近捕獲されました。

5匹捕獲され、4匹が死亡、5匹目は1日だけ生存したとのことです。
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珍しいというのは、この深海魚の生息エリアは主に日本の太平洋側(南海)で、台湾でも捕獲されたことがあったらしのですが、生息エリアではないらしいです。
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ワニグチツノザメ - Wikipedia

 

で、深海魚と言いますと、リュウグウノツカイやダイオウイカなどがたまに捕獲されます。

台湾で言いますと、2016年にリュウグウノツカイが捕獲され、地元では地震の前兆か?などと噂されたことがありました。
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2016年4月27日、台湾東部花蓮の宜蘭エリアでM5.6の地震が襲い、また4月28日、台湾東部では一晩で26回の群発地震が発生しています。

5月12日にはM6.4の地震が発生し、1時間以内にM6.3も発生、さらに後に余震が続きました。

リュウグウノツカイが捕獲されたのは27日の地震発生前の21日のことでした。

また、2016年4月14日熊本で震度7の大地震が発生しましたが、同月4日、天草沖ではクジラが座礁しています。
その数日後にもう1頭のクジラ座礁

 

また2017年4月4日、 フィリピン南部のレイテ島で漁師がリュウグウノツカイを捕獲しました。
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2017年4月4日火曜日の夕方、フィリピン南レイテの沖合で沖合にまだ生きているリュウグウノツカイが漂着しているのを漁師が見つけ捕獲しましたが、その後リュウグウノツカイは死んでしまいました。

発見から4日後の4月8日、M5クラスの3つの強い地震が連続してフィリピンで発生しています。

 

台湾でのリュウグウノツカイ捕獲から、地元では地震の前兆か?などと噂された、と先に記しましたが、それは日本の『リュウグウノツカイ(深海魚)が現れると地震が起きる』という民間伝承を聞いていたからのようです。

 

フィリピンや台湾でリュウグウノツカイが現れた後に中規模以上の地震、何かしら関係があるのではないかと考えてしまいます。

また、海洋生物ではありませんが、台湾付近で2016年10月7日にM5.8(最大震度は1)の地震が発生、この地震の前日10月6日(5日かも)、台湾の花蓮にある学校のグランドに大量のミミズが現れました。
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その頃日本でも、10月7日の朝から午前にかけて埼玉や小平、それに群馬など、関東地方などでミミズが大量に死んでいるという報告がされています。

当時のネットニュースには、

ミミズと地震発生の間にはっきりとした関連性が科学的に証明されたわけではないが、阪神淡路大震災の際には2日前に大量のミミズが地上で死んでいたとの情報も残っているため、今回場所がわかる書き込みが関東に多いという点は関東東方沖での地震が燻っていることに照らせば気になるところだと言えるだろう。

また他にも神奈川県からは「ハトの死骸を2日ほどよく見る」茨城からも「自分もハトとカラスの死骸を見た」という書き込みが見られていた。
 

その後関東エリアで大きな地震は発生しませんでしたが、関東でミミズが確認されてから約半月後の10月21日には↓
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水棲生物や地中に生息する生物の奇妙な行動、そこには地震に繋がる地殻変動など、何かしらの異変をキャッチしてのことかもしれません。

 

1月6日、小田原漁港ではリュウグウノツカイ(ミニ)が捕獲されています。

フィリピン海プレートで何か動きがあるのでしょうか?

では。