今年の干支(十二支)は戌ですね。
で、届いた年賀状で戌(犬)に関する桃太郎の家来=干支説というものがありました。
☆干支の方位の丑寅(東北)は鬼門=鬼ヶ島
☆丑=うし、寅=とら、だから鬼は牛の角に虎のパンツ
☆鬼門と対峙する方位は羊申(南西)=桃太郎の居場所
☆これを裏鬼門と呼び、桃太郎はこの裏鬼門から鬼ヶ島へ時計回りに東北へ出発
☆途中でサル(申)、雉(酉)、いぬ(戌)に出会い桃太郎の家来となります。
そして鬼退治へ向かうわけですね。
十二支の戌、順番では11番目、最後の12番目は亥(いのしし)となります。
個人的に、いろいろ気になる2018年ですけど、今年の干支「戌」も気になったりしました。
普段、干支は気にするという対象ではないのですが、戌の由来を調べていたら「あ~あ」何て思ったり、
で、戌の由来はと言いますと、ほろぶ、です。
戌とは、ほろぶ→滅ぶ、という意味で使われていました。
新年そうそう「滅ぶ」なんて何か嫌な言葉を出してしまい申し訳ないのですが........。
願わくば、善き年であって欲しい。
今年は戌、 来年は十二支最後に亥、亥の由来は、とざす、で、陰陽の陰。
戌にほろぶで、亥でとざす
先ほど、干支は気にするという対象ではないのですが、と記しましたが、下記↓にある記事も気になって.......
【悲報】2018年が大地震・大噴火・大津波連発の年になる証拠11連発! 東京オリンピック中止どころじゃない、もう日本はおしまいだ!
↑詳細はこちら
抜粋しますと、
昨年の干支は60年に1度巡ってくる丁酉(ひのと・とり)で、昔からこの年には自然災害が頻発するといわれてきた。結果的には、たしかに記録的豪雨などによる水害が圧倒的に多い年となったが、幸いなことに日本で甚大な被害を引き起こす規模の地震・火山噴火は発生しなかった。では、2018年はどうだろうか? 科学的な予測や予言も含めて、2018年に災害が起きる可能性を総合的に展望してみたい。新年早々、縁起でもないといわれるかもしれないが、一年の計は元旦にあり。強固な防災意識も新たにすることが求められている。
冒頭から干支を例えに記されていて気になったわけです。
続けて
証拠1:自転速度の現象
まず、昨年11月の記事にあるように、2018年は地球の自転速度が減速するため、M7超の地震が発生する確率は前年比3倍になりそうだと米国の科学者が予測している。反論も出ているようだが、頭に入れておいて損することは何もないだろう。
また、
証拠3:2020年に首都直下地震? 9年サイクル
次に、過去の大地震・火山噴火の発生サイクルに基づく展望を紹介しよう。考古学的な地質調査により過去の大地震の年代測定を行い、将来の地震予測を行う「地震考古学」の提唱者、産業技術総合研究所の寒川旭(さんがわ あきら)氏によると、この50年の地震発生状況は、貞観地震が起きた9世紀と酷似しているという。
いろいろ噂される地震について記されています。
地震については個人的にも気になるところですが、それとは全く関係ない神社関連で気になることが1つあります。
冒頭で、桃太郎の家来=干支説、と記しましたが、桃太郎と言いますと、京都府宮津に鎮座する元伊勢(または本伊勢)籠神社、神社の海部宮司によりますと、かごめ唄は当方で作りました、とのことです。
そして、桃太郎や浦島太郎、そしてかぐや姫も、この籠神社が発祥だとされます。
また、籠神社の奥宮真名井神社で、真名井神社は現在修復工事に入っていますが、今年秋には完了するということです。
籠神社について、いろいろと気になることがあるので、いずれ機会があれば記したいと考えています。
余談、年末に掃除をしていましたら、ピラミッドパワーに関する本が出てきまして、掃除そっちのけでついつい読み込んでしまいました。
ピラミッドパワーを実践したことはありませんけど、ピラミッド=三角形に秘められた神秘的なパワーには興味があります。
上は90゜で下の角は45°、という三角形、4つ組み合わせれば正三角形。
数字には秘められた意味(象徴)がある、とも聞きますが、
90(A)は9+0=9
45(B、C)は4+5=9(×2)
すると9+9+9=27
三角形が4つ(正三角形)
27×4=108
なんて考えて、あ~除夜の鐘だ、なんて。
それは、人間の煩悩の数108
また、27×4を2+7+4とすると13
1+3=4
13は欧米で忌み嫌われ、日本では4は死と忌み嫌われています。
108は1+0+8=9で、9は苦と忌み嫌われてもいます。
生活習慣の中で、夜9時は寝る時間という区切り的なものがあり、9をひっくり返した6は朝起きる区切りの時間、6時とも言われます。
別に大した事ではありませんが。
ただ、数字は時に重要な象徴が隠れているようにも感じます。
キリストには12使徒がいました。
ユダの裏切り(自殺)により11人となりますが、くじ引きでマティアが選出され12人に戻ります。
『くじ引き』なんです。
『9=く』。
12人でありながらも、実は13人居たことになります。
イスラエルにも12支族がありますが、イスラエルの部族も本来は13部族あり、イスラエル13支族と言われます。
13番目に数えられる部族は祭司族レビ人ですが、どういうわけかレビ人は部族としてカウントされないのです。
さて、昔の人は干支というものを創造しました。
その中の12支は『子』で始まり『亥』で締めくくり、また『子』に戻ります。
これを繰返しているわけです。
漢字の意味から象徴を見ると、子は子供と言うように成長を表す過程においては始まりで、亥は『閉ざす』または『終了』という意味がありますので、子~亥である12支の動物にこだわらなければ意味がわかるような気がします。
子→始まり、亥→終了、という陰陽。
ただですね、12支の最後『亥』が終わりではなく、亥の次が存在していたんです。
猪(亥)の次に選ばれているのがイタチ。
なんと、13番目の干支が隠れていました。
まあ、正式には数えられませんが、イタチは13番目の隠れていた干支だったんです。
俗説に、十二支から外れたイタチを哀れに思い、始まりである一日のことをイタチに因んで『つイタチ』としたのだとか。
さて、干支は亥から子に戻り、また順を繰りかえします。
子という漢字は『一・了』に分解され、一=始まり、了の意味は『終わり』です。
すると『子=始まり、終わり』。
子という象徴には『はじめ、おわり』が隠されているのかも・・・
それを象徴とした存在があります。
イエス・キリストなのですが、キリストは御子(みこ・おんこ)であり、天の父の『子』です。
キリストは自ら『はじめにしておわり』と言っています。
桃太郎の家来、犬、雉、サルなんですが、何だか「西遊記」三蔵法師のお供、孫悟空、沙悟浄、猪八戒みたいだな、なんて考えてみたり。
まあ全然違うんですけどね。
で、「申」は、干支の十二支の9番目になりますが、その意味は「伸ばす」で、元々は農業用語だったそうです。
で、一説によりますと、申という漢字の成り立ちは雷にあるのだとか、つまり稲妻ですね。
ここにも農業が関わっているようです。
また、雷は神様の業ともされ、雷は神鳴りとも言います。
で、示に申で「神」という漢字になりますが、申=雷ならば、稲妻は「申し示す」で、これが神となり、神様は稲妻をもって申し示す存在という象徴があるのかもしれません。
何だか旧約聖書にあるモーセと雷(神)を思い出します。
ちなみに、モーセは雷の子ともされます。
日本には猿田彦など、神様の名に猿が入ったものや、猿を祀る神社や祭りなどがあるようです。
猿田彦にも田という漢字があることから、猿=申とすると農業と関係あるのかもしれません。
また、猿=神という意味では、エジプトのトート神があります。
トートは一般的に鳥(トキ)の象徴で有名ですが、もう1つの象徴、それが猿(ヒヒ)なんです。
▲ルーブル美術館にあるトート神(ヒヒ)
トート神の誕生が面白いです。
トート神は自力で岩(石)を砕き、その中から生まれたという話なんですが、これ、まるで孫悟空ですね。
孫悟空の話、もしかしたら古代エジプトのトート神に関連しているのでしょうか。
申の成り立ちが雷の閃光にあるとして、ひとつ興味深いことがあります。
それは旧約聖書に記された「生命の樹」なんです。
生命の樹 - Wikipedia
生命の樹を図に表すと下記のようになりますが、
生命の樹には10個の「〇」(隠れたダアトを入れて11個)があり、上からジグザグ(三回転半)に下りていくのですが、このジグザグは「雷の閃光(カブ)」に象徴されています。
この図、何だか似ています........
................申
この図が生命の樹の象徴とされた背景には、ユダヤ密教カバラが関係しているようです。
ユダヤ教が表なら裏がユダヤ密教カバラかな?
仏教でいう空海の密教かな、とも思います。
申とは雷の閃光。
ユダヤ密教カバラ。
カバラは日本語読みらしく、カバラはカバーラ、カッバラ、カンバラなどの言い方があるそうです。
雷に関するうんちく、という記事があるのですが、ちょっと興味深いので抜粋してご紹介します。
日常のうんちく|ブレイクタイム|RICOH Communication Club
雷がある時、農家の井戸に間違って落ちでしまい、蓋をされてしまいます。
雷は自分は桑の木が嫌いだから桑原桑原(クワバラ、クワバラ)と唱えれば二度と落ちないと約束して許してもらったといいます。
三田市は昔からなぜか雷が多く、多くの家の屋根に避雷針がつけられています。ところが、三田市内の桑原という地区には、どういうわけか避雷針が全くありません。この地区には全く落ちないのだそうです。その理由はこの地に、雷にまつわる次のような言い伝えがあるそうです。
桑原地区に欣勝寺というお寺があります。むかしむかし、この寺の古井戸にあわてものの雷の子供が、落ちてしまいました。桑原には二度と雷を落とさないと誓ったので、和尚さんは雷の子を助けてあげました。雷の子は約束を守り、桑原には雷が落ちなくなったのだとさ。
雷の子は約束を守り、雷が落ちなくなった
また、
雷避けに、桑原桑原(クワバラ)と唱える
クワバラ....
何だか「クワバラ」と「カッバラ」似てますね。
古くはクワバラを「くわっばら」と言ったとか.....
くわっばら、くわっばら、くわっばら
カッバラ、カッバラ、カッバラ
では。