天橋立(梯子)とヤコブの梯子

天橋立
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画像引用 : 宮津エコツアー 丹後宮津・天橋立の自然体験・田舎体験|宮津市エコツーリズム推進協議会

「むかし伊邪那岐命が、国生みを終へたので、天上の高天原に通ふために梯子を立てた。ところが命がうっかり寝てゐる間に、梯子は海に倒れてしまった。これが丹後の宮津湾にある天の橋立となったといふ」

風土記逸文


天橋立イザナギ命が天へ向け立てた『梯子』ということです。

橋ではなく、梯子なんですね。

天上の高天原に通ふための梯子が倒れてしまうのですが、これがうっかり寝てしまったためでした。


要は、天までの梯子、睡眠。


天と地を繋ぐ梯子の話は聖書にもあります。

旧約聖書の創世記28章12節にある、ヤコブの梯子、といいまして、天使が梯子を上ったり下がったりしている光景をヤコブが夢で見たものです。


要は、天までの梯子、睡眠。


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余談ですが、ヤコブの梯子Wikipediaによりますと、『日本でパタパタ、板返し、団十郎のからくり屏風と呼ばれる玩具の、英語圏での呼び名。』とあります。
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パタパタには羽の音、という象徴がありますが、ヤコブの梯子は、天使の梯子でもあり、天使の象徴と言えば羽でしょうか。

またパタパタと言いますと、日本史に関わる謎の渡来人『秦』(ハタ)にも思えます。

秦氏(たはし・たはうじ)は原始キリスト教徒だったという説もあります。

パタパタ→ハタハタ→秦秦

まるで合わせ鏡、双子のようです。


で、ヤコブには双子の兄エサウがいました。

ヤコブは双子の弟なんですが、漢字の梯子は『木、弟、子』で、弟の木。


またヤコブといえば、天使と格闘をするという話が聖書にありますが、これを相撲の起源と見る研究家も多いです。

山王宮日吉神社京都府宮津市宮町滝上公園)では、神様と相撲をとるという行事があります。

これは三才以下の子供に限られているようですが。

もともと相撲は神事でした。

 

後にヤコブは神に祝福され、イスラエルという名となり、全てのイスラエル人の祖となっています。

イスラエルの象徴といえば六芒星🔯ですが、天橋立近くに鎮座する元伊勢・籠神社(このじんじゃ)の奥宮・天真名井神社の石碑にはかつて六芒星が刻まれていました。
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この地方には浦島太郎伝説があり、浦島太郎は亀に乗って竜宮城へ、六芒星は亀甲の形として示されることがあり、六芒星は御守りでもあります。

ヘブライ語『カメ』の意味は『御守り』です。

では。