ニュージーランドM5.9の地震で予想外の津波

スペインで大量の鳥が乱舞。

そういう時期なのでしょうか?
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アリゾナ州では、鳥の羽のような雲に虹のような光学現象が重なりました。
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鳥など動物の中には、地殻の異変を察知して異常な行動を起こすことがあります。

また、太陽活動など磁場変動から方向を見失うこともあると聞いたことがあり、空に現れる光学現象の中にも、オーロラのように太陽活動と関係する現象があります。

そして、100%証明されているわけではありませんが、太陽活動は地球環境、そして地震などもにも影響を与えているとされます。

 

さて、地震なんですが、

12月8日金曜日、ニュージーランドのラウル島の南200kmの地点でM5.9の地震が発生しましたが、この地震で予想外の現象が発生したことに学者が困惑しているということです。

GeoNet: News

記事(抜粋)によりますと、

2017年12月8日、ニュージーランド、ラウル島の南200kmの地点でM5.9の地震が発生しました。地震発生の数時間後、GeoNetのRaoul Islandの圧力計で、最大1mに達する津波が測定されました。通常、この大きさの地震では津波は予想されません。結果、地震津波の原因は、断層(典型的な地震)や水中の地すべりであった可能性は低いということが判明しました。

 

M5.9の地震の後の津波

震源地(緑色☆)

津波を記録した地点(多色)
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GeoNet経由

津波は、M5.9の地震の2〜3時間後にラウル(Raoul)圧力計によって記録されました。

ラウルの圧力計は、M5.9の地震後に1メートル以上の津波を記録しています。

図は、津波の到着時間(午後3時10分後)と高さ(cm)を示しています。
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GeoNet経由

地震と、それに関連する津波を発生させたさまざまなプロセスが考えられます。

 

☆ 地熱爆発(水中岩盤が蒸気によっては爆発)

これは、水が急速に加熱されて蒸気を発生させ、岩盤が膨張され破壊するときに発生します。

これらは火山で一般的に見られる潜在的な現象で、火山噴火が地震を引き起こす可能性があります。

 

しかし、地震の発生源の近くには火山噴火口が知られていない。
ニュージーランドのM5.9の地震が発生した後に発生した神秘的な津波の原因は何ですか?


興味深いことに、ほぼ同じ場所で2009年にほぼ同じ現象が発生し、1984年、1996年、2006年、2015年に日本の海域で同様の現象が発生しています。

抜粋終了

 

津波の原因が不明ということですが、もしかすると、津波の発生場所は震源地とは違う場所なのかもしれません。

また、日本の海域でも同様の現象が発生しているということから、場合によってはマグニチュードの小さな地震でも予想外の津波が発生する可能性があります。

ただ日本の場合、気象庁津波情報(警報)がありますので、それほど神経質にはなりませんけど、海岸地域や津波被害が想定される地域では用心が必要です。

 

最悪を想定した危機管理が必要です。

想定外とならぬよう。

では。