人間が自然に発火するという奇妙な現象があります。
それを、人体自然発火現象(SHC)と言います。
「人体自然発火現象」という呼称は基本的に、人体が燃えてしまった状態で発見された事例に対してさまざまな判断が加えられて用いられている。「燃えてしまった人の周囲には火気がなかった」などの理由により「人間が自然に発火した」と判断した人が、その事例にこの呼称を用いている。
ある人が友人や同僚の家や仕事場に行ってみたら、その友人や同僚の身体が一部ないしほとんどが燃えてしまった状態で発見され、なおかつ周りには火の気が無く、人体の周囲だけが焦げ、部屋全体は燃えておらず、しかも人体そのものはほんの一部を残して炭化ないし焼失してしまっている状態で発見された、といったような事件が発生している。
事例を記録した記事によりますと、
突然体が燃え上がる。実際に起きた10の人体自然発火現象(SHC)現場ファイル : カラパイア
一例を引用します
7. 足の先だけが燃えずに残った犠牲者
1966年12月5日、ペンシルヴァニア州コーダースポートでのこと。92歳の元医師ジョン・アーヴィング・ベントリーの家に入ったガスメーター検針員ドン・ゴスネルは、我が目を疑った。浴室だけが茶色く変色して(黒焦げではなく)、スリッパを履いた足先だけが残されていたのだ。その隣には一部が焼けたベントリーのバスローブと歩行器(ベントリーは腰を骨折していて、歩くのが困難だった)が残されていた。しかし、元医師の残りの体はどこにも見当たらない。
現場に呼ばれた捜査員は、ベントリーがパイプを吸う習慣があり、ほかの洋服に焦げ跡が見つかったことから、パイプの火が原因で焼け死んだのではないかと指摘した。だが、歩行器のゴムの先端やまわりの物が無傷だったことの説明はつかなかった。こうした状況から、この事件を40年以上調査してきた捜査員も、真実はどうしてもわからないと認めている。
奇妙です。
また、
世界中で起きた200以上の人体自然発火事件から、犠牲者たちに共通する特徴を下記のようにまとめた。
・犠牲者はアルコール中毒。
・高齢の女性が多い。
・体自体が発火したというより、火のついたなんらかの物質が接触した。
・手と足の先は残る。
・体に触れている可燃性のものはほとんど損傷なし。
・燃えた後にはものすごい悪臭を放つ脂ぎった灰が残されている。
自然に人体が発火するという奇妙な現象、それが今年の9月にロンドンで発生し、男性が死亡していました。
Man dies after bursting into flames in unexplained circumstances in London street | The Independent
↑詳細はこちら
自然発火?ロンドンの路上で原因不明の炎に襲われて死ぬ........
人体自然発火現象(SHC)と思われる最新事件の1つ、2017年9月17日にロンドンの路上で、70歳のジョン・ノーランさんが原因不明の炎に襲われて死亡しました。警察と消防士の調査によると、発火した火元の特定や証拠は見つかりませんでした。
未だにノーランさんの死因は説明できない事件として扱われています。
事件性はなく、自殺でもない、ノーランさんに何が起こったのでしょうか?
炎の正体は?
もしかすると、正体は雷球、球電(プラズマボール)かもしれません。
先のカラパイヤさんの記事で『犠牲者たちに共通する特徴』という部分の中で、
燃えた後にはものすごい悪臭を放つ脂ぎった灰が残されている
.......悪臭?
ということから気になる記事があります。
興味深い記述を抜粋しますと、
中国の科学者呉氏は、雷球が実際どのように形成されるかの方法と、その謎を解決することができる新しい理論を打ち出している。
そして雷球にはいくつかの奇妙な特性を有しています。
なぜ雷球は浮く能力を有し、幽霊のように壁を透過することができるか。稲妻が地面に達すると強いマイクロ波放射を解放させる、光の速度に近い電子を加速する、ということ。
この放射線から「球状のプラズマバブル」を形成させる。雷球の存在は、少なくとも5000に及ぶ目撃報告が記録されている。
目撃者は、しばしば嵐の時に突然奇妙な光のボールを見たと報告しています。光のボールは、時には火花を放射し、不規則に移動することができます。
それらはまた、しばしば奇妙な、不快な臭いを発することが報告されています。ボールは直径が豆粒大、あるいはメートル級にすることができ、徐々に放散させ、さらには大爆発することがあります。
目撃報告で不気味なのは、それは突然現れ、木材、ガラス、金属を通過する性質を有しています。
: 抜粋終了
プラズマ球は火花を放射、不快な臭いを発する.......、やはり自然界のプラズマが原因か?
プラズマとは、固体、液体、気体につぐ「第4の物質」とされます。
太陽活動が活発化すると、地球の極地方ではオーロラが発生します。
太陽からは、電気を帯びた陽子や電子などの荷電粒子がたえず流れ出していまして、この荷電粒子を「プラズマ」と呼び、このプラズマが太陽風となって地球へ流れて来ているのですが、しかしまあ、太陽の巨大な重力を振り切ってプラズマフレアが飛び出すのですからすごいです。
聞くところによりますと、プラズマは重力の影響を受けないとも聞きますので、太陽風は太陽の重力に捕まることなく吹き出しているのかも知れません。
プラズマは如何なる環境にも左右されない、逆を言えば、プラズマが支配をしていると言っても過言ではないのでしょう。
プラズマが重力の影響を受けないなら、奇妙な燃えかたの正体は火炎ではなく、自然界のマイクロ波が照射されている場所だけを灰になるまで焼き尽くしている可能性があります。
では。