11月の黒点数平均値は一桁の5.7と8年ぶりに下がり 12月は無黒点から始まる

チェコでレッドスプライト現象が確認されました。
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さて、明日辺りから太陽風が高まりそうで、そのことから、磁気嵐の高まる可能性をNOAAが予測しています。

11月4~5日、磁気嵐の予想をG1クラスからG2クラス(中程度)に引き上げています。

G2級の地磁気嵐は、磁気信号(磁気コンパス)を使って移動する野生生物を混乱させる可能性があります。

12月に入ってからの太陽活動は静穏で、1日から再び無黒点となっています。

 

 宇宙天気ニュース http://swnews.jp/

抜粋しますと、

11月の太陽黒点相対数が発表されました。
それによると、11月の平均値は 5.7 と1桁に下がっています。

ここまで下がったのは、前の極小期の終わりにあたる、
2009年11月の 6.9 以来で、8年ぶりのことです。
第24期から第25期に向かう極小期も本格的になってきました。

黒点相対数が0になる無黒点の日も、11月は19日に達しています。
10月も11日と2桁に達していて、2か月連続して2桁に達したのは、今回の極小期では初めてです。
最後に2か月続いたのは、2010年の4~5月です。
また、無黒点の日数が19日に達したのは、2009年10月の21日以来です。

黒点相対数の平均値も、無黒点日の日数も、どちらもほぼ8年ぶりの記録となりました。

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近年、様々な異常現象が起きるたび『◯年ぶり』とか『◯十年ぶり』の記録、などとよく耳にしますが、太陽活動も同じです。

太陽活動の場合は周期的な現象ではありますが、前の極小期に似ていることから、ここ2、3年で本格的な極小期へと入るでしょう。

前回と1つ違うのは、地球の環境異常かと思われます。

 

では。