松果体(脳)と第3の目(額) 古代より伝わるこの神秘的な象徴

太陽黒点ゼロが続いています。

とは言え、コロナホールからの太陽風は地球へと届いていて、小規模ながらも磁気圏に変動が起きています。

磁気圏の変動によるものかは不明ですけど、複雑なハロー現象が、11月1日にロシアのムルマンスク地域の空に現れました
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現在の磁気圏全体の活動度(c) NOAA/SWPC
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Planetary K-index | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center http://www.swpc.noaa.gov/products/planetary-k-index

↓スケールの説明(英文)

NOAA Space Weather Scales | NOAA / NWS Space Weather Prediction Center

 

宇宙天気に関する気象予測によると、11月7日に軽い地磁気の嵐を予測しましたが、その予測に反し、それははるかに強いと判明しました。

その活動を示すオーロラは、カナダの国境を越えて米国の多くの州で確認されています。↓ワイオミング州でのオーロラ
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オーロラはアラスカ州、 バーモント州ニューヨーク州ワイオミング州アイオワ州ウィスコンシン州ミシガン州イリノイ州ネブラスカ州などで見られました。

Spaceweather.com Realtime Image Gallery

↑画像

 

オーロラが見られる地域に住む方っていいな、なんて思っていますけど、そのオーロラを観測するためには寒い寒い外に出なければなりません。

オーロラに限らず、自分の目や感覚で何かを発見したり体感したりするには外へ行くということが必要です。

 

で、本題ですけど、

トカナに興味深い記事がありました。
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アメリカ在住のニーアム・ハドソン君。昨年のインタビュー時でなんと8歳である。彼は松果体が持つ最大限の可能性を引き出すべき深い知識と洞察力でインタビューに答えており、大きな反響を呼んだ。

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8歳の天才黒人少年が明かした“第三の目”の開き方がスゴすぎる! 「テレビと映画は害悪」高次元的感覚と松果体の秘められた関係とは!?

↑全文、詳細はこちらで

 

興味深いというのは、

松果体が持つ最大限の可能性を引き出す

それについて、

今すぐにテレビを消してとにかく外に出ること。

外に出たらなんでもいいから何かすること。そして大好きな誰かと一緒に過ごすことが重要だと伝えている。

 

やはり外に出ることか、と個人的に共感したわけですけど、それよりも8歳の少年が松果体について語っていることが凄いと感じました。

松果体、それは脳の中にある内分泌器で、細胞的には目に近いとも言われ、この松果体を顔正面の位置にずらしますと、その位置は額になり、額の目といえば第三の目という神秘的な象徴となります。
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ニーアム・ハドソン君もインタビューの中で額に指をあて、第3の目=松果体について触れています。

 

人間には体内時計というものがあり、その1日の時間は25時間と言われています。
人間は光の無いところで生活すると一日毎に1時間ズレ、12日間で完璧に昼と夜が逆転するらしいです。

1日24時間ではないのですね。

そもそも体内時計とは何なのか?
ということなんですが、脳の視床下部にある視交叉上核が生体時計の働きをし、目から入った光の信号は、視神経→視交叉上核→上頚部交感神経節→松果体に達する、体内時計は脳の視床下部の視交叉上核の生体時計、その中に存在する遺伝子、それを時計遺伝子と言うんです。
つまり、時間を決めているのは遺伝子です。
古より伝わる遺伝子の中の情報には、人の1日の時間が(約)25時間と刻まれているわけです。

太陽系の中で1日25時間の惑星といいますと火星で、オカルト的には、地球人は火星からやってきた(移住)のではないか、ということも言われたりします。
少し面白くも感じています。
人類は火星に並々ならぬ関心があり、探査機を打ち上げ調査し、火星移住計画までありますから。

1日25時間、もしかしたら過去の地球は1日25時間だったのかもしれません。

 

松果体といえば、神秘思想で第3の目、第3の目の象徴は額にあります。

神秘思想で目に関連するのがピラミッド・アイ、三角形の中に目(万物を見透す目)という象徴です。
ということからなんですが、日本における三角形と額に関係するものといえば、古来の正式なお辞儀、とは言っても、これは男性が正座をした状態のやり方、左右の手で三角形を形作り、お辞儀の際に額を手の三角形の中心に当てるというものです。
ちなみに女性は三つ指を立てます。


それ以外で額の三角形と言いますと、死体の額に当てる額烏帽子

今はあまり見ませんが、昔からの儀式で、昔の幽霊画とかでも額烏帽子が画かれています。

その額烏帽子に関して興味深い祭りがあります。

【埼玉・ジャランポン祭り】
<3月15日前後の日曜日>
疫病除けとして行われる疑似葬式行事。故人役は白装束で一升瓶を抱えて棺桶に入り、和尚役のでたらめなお経や即興の破天荒な生前話などで盛り上がる。最後は神社に納棺し、故人が蘇る。


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f:id:somin753:20171109081122j:imageTwitterより

ジャランポン祭りとは、埼玉県秩父市久那諏訪神社でのお祭りで「葬式祭」とも言うそうです。
で、なぜ葬式祭なのかといいますと、その昔、村に疫病が流行した時に、諏訪神社に人身御供(ひとみごくう)を献じて悪疫を退散させたことがあり、その人身御供に由来するともされます。

人身御供、その意味は、人間の犠牲、この場合、神への捧物ということになるでしょうか。
また興味深いのは、死人が最後に蘇るということです。
古来、死人を弔う儀式は神道が行っていたようです。
また、額烏帽子(額の三角布)や白装束も神道から伝わったとも聞きます。

そして、死人が蘇るというのも神道によるものかもしれません。

このジャランポン祭り、まるで天照大神の岩戸閉じ籠りと、籠った岩戸から何とか天照大神を出そうとするアメノウズメと他の神々にも感じてしまいます。
ジャランポン祭りでは、死人が蘇る前に大笑いしたり、騒いだり(?)するそうですが、天照大神が岩戸から出る(蘇る)前も似た場面となります。

ジャランポン祭り、なぜジャランポンと言うのかは謎で、この祭りの起源も謎らしい。

私はこの額烏帽子(三角形の布)こそ、隠れた第3の目(ピラミッド・アイ)を象徴しているのではないか、とも考えています。

一説には、死者があの世で迷わぬように額烏帽子をあてるとも聞いたことがありますが、それが何故に三角形なのか?

魔除けなのでしょうか?

魔除けという意味では、青森には聖書(イスラエル)に関係するとされる戸来村や、イエスの墓やモーセの墓が遺されているという話は有名です。 その戸来村では赤子が生まれると、魔除けに赤子の額に十字の印を付け、赤子を籠の中に入れる儀式のようなものがあります。
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また、仏像にも第3の目?
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さて、何故に額の目が第3の目とされるのかは不明ですが、個人的に気になるのが脳なんです。
それが松果体

先程も記しましたけど、松果体、それは脳の中にある内分泌器で、細胞的には目に近いとも言われ、この松果体を顔正面の位置にずらしますと、その位置は額になり、額の目といえば第三の目だから、とか考えたりします。
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松果体、それは松かさの形に似てるのだとか....

その松かさは古代から神秘的なシンボルでもありました。
f:id:somin753:20171109081803j:image↑頭上からの断面図に似ています。

 

余談ですが、

カラスの帽子、それが烏帽子。

烏帽子について調べてみるも、ハッキリした説がないようにも思えます。

個人的には日本神話の三本足のカラス『八咫烏』に関係あるのではないか?とも思っています。

三本足のカラス、また烏帽子とか、Yahoo!ブログで過去に記していました↓ 

太陽には三足烏(八咫烏)、荒唐無稽に論じれば - strange world - Yahoo!ブログ

読み返してみて、荒唐無稽だな....なんて改めて感じてしまいます。 

 

太陽にカラス、それは日本だけでなく世界中の神話に象徴として登場するのですけど、 三角形に目という象徴も世界中に存在するようです。


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TEOTIAHUACAN、メキシコ



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サッカラ、エジプト



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米国オハイオ州



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NAZCA、ペルー



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チチェンイツァ、メキシコ



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シチリア島、イタリア



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TRUJILLO、ペルー

 

ピラミッド、三角形、松果体(脳)に第3の目(額)、古代より伝わるこの神秘的な象徴、そこには必ず何かしらの理由があるはずです。

物理的に遺された古代の遺物、誰が何と言っても、そこに秘められた(または隠された)象徴は現代人以上に崇高な精神を宿していた人々(または預言者か?)による現代人へのメッセージがあると感じてしまいます。

では。