9月中旬以降、静かだった太陽活動、無黒点という日が続いていました。
太陽の裏側では活発な活動をしていたと思われる2682黒点群が姿を現しています。
そして、世界時20日23時、太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。
このフレアは、CME(太陽ガスの放出現象)も起こしています。
観測点から、フレアの本当の規模は不明ですが、やや大きめのフレアであることは確かなようで、それが少しずつ地球側へ向いてくることから、活動次第では地球への影響も考えられます。
フレアの自動検出 (swnews.jp)
今年の太陽活動は奇妙にも思えます。
最大Xクラスフレアを発生させたかと思えば、黒点数0が多く静穏だったり、また、そんな太陽活動からなんでしょうか、地球では異常気象や地震や火山噴火などが多発しています。
さて、
地球の内部は物理学の謎ですけど、実は、重力に関しても物理学の謎で、その正体は不明です。
その地球内容物質や重力に関する問題の1つ、インド洋ジオイドが低い(重力が弱い・重力加速度)
という問題があります。
そこは地球上で最も低いジオイド/重力異常であり、これまでのところ、その原因がどこにあるかは謎となっています。
The missing mass -- what is causing a geoid low in the Indian Ocean? - GeoSpace - AGU Blogosphere
↑関連記事
インド洋の部分が異常な青色を示しています。
ジオイドについては
↑こちら
ジオイドとは、地球の大きさや形を決めるときの基準面です。
国よって違いますけど、平均海面と同じ高さで地球面(楕円形)の基準にしようと決めたのがジオイドで、日本ですと東京湾の水平面を基準0メートルとして他のジオイドを測ります。
何だか難しくも感じてしまいますが、地下の質量や山などに影響されるジオイド、インド洋が低いということは重力が低く、水平面もそれに乗じて低くなるらしいのです。
赤道上の重力が遠心力の関係から弱くなるのはわかりますが、インド洋だけ何故そのような重力異常が起きるのかが謎ということです。
可能性としては、地球内部の何かが関係している可能性があるということです。
では。