ウクライナでシンクホールとか メキシコ巨大地震からサンアンドレアス断層での地震を学者が警告?

9月30日、ウクライナリヴィウ地区で、直径200メートル、深さ30メートルの大規模なシンクホールが発生しました。
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原因は不明としながらも、2017年9月30日にこの地域で小さな地震が発生し、この地震による地殻変動で地面に巨大な穴と長い亀裂が形成された可能性が最も高い、とのことです。Землетрясение во Львовской области 30.09.2017 – Фото и видео провала в Модричах - Апостроф


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Обвал шахти поблизу Трускавця. ЗЕМЛЕТРУС. АЕРОЗЙОМКА - YouTube

過去記事で紹介しましたが、

9月23日には、トルコのカラピナール(Karapınar)地区で巨大なシンクホールが発生しています。
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幅40メートル、深さ20メートルの巨大な穴は、突然大きな騒音と共に発生したようですが、こちらは地震と関係ないようです。

目に見えない地中では何か変動が起きているのでしょうか?

 

最近、Ring of Fire=環太平洋火山帯では不気味な現象が続いています。
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その中でも地震や火山活動は目に見えて活発化しています。

特にメキシコの巨大地震による余波から更なる巨大地震が危惧されているようです。

メキシコでの巨大地震の際、カリフォルニアでも小さな揺れが観測されていたのですが、そのことからサンアンドレアス断層による地震の可能性が心配されているらしい。

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f:id:somin753:20171003074607j:imageサンアンドレアス断層

Big One WILL hit California soon as huge earthquake rattles Mexico, scientist warns | Science | News | Express.co.uk

↑詳細はこちら

 

記事では学者が警告しているようですが、カリフォルニア州南部のサンアンドレアス断層は主要なプレート境界断層で、かなり前から大地震を発生させる可能性が最も高いと考えられていました。

また、サンアンドレアス断層と隣り合わせにはサンジャシント断層がありまして、2つの断層が一緒に変動することにより、ビッグワン=巨大地震を引き起こす可能性も指摘されているようです。
ただ、サンアンドレアス断層での大規模な地震ばかり注目されているせいか、サンジャシント断層では小~中規模程度の地震しか想定されていないようです。
しかし、新たな研究では、南カリフォルニアで最も巨大な2つの断層からM7.5のビッグワンを一緒に起こす可能性があるとのことです。

 

サンアンドレアス断層、サンジャシント断層、共に気になりますが、昨年、米国カリフォルニア州で異常なほど地震が多発したことがありました。
2016年6月10日、北緯33度線(32~34度線内)でM5の2つ地震が発生、その32時間以内に体感できない揺れも含めると800以上の地震が発生しています。

この地震により部分的な停電は報告されましたが、大きな被害や負傷者は報告されませんでしたが、この2つのM5の地震サンアンドレアス断層システムの一部であるサンジャシント断層に沿って発生していたのです。

さらに、最近のイエローストーン国立公園での地震の多さから、米国西海岸側での地殻変動が気になります。

やはり、Ring of Fire=環太平洋火山帯での大きな大きな変動は時間の問題かもしれません。


f:id:somin753:20171003120446j:imageまた、日本もそのエリア内なわけですが、最近、南海トラフ地震に関するニュースがチラホラ報じられたりしています。

以前、南海トラフ地震を引き起こす活断層帯を特定 「富士山から海へ続いていた!」

という記事がありました。
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南海トラフで巨大地震が発生した場合に、連動して大きな被害をもたらすおそれがある富士川河口の断層帯について、産業技術総合研究所のグループが正確な位置を突き止めた。国内でも最もズレ幅が大きい断層のひとつが特定されたことで、今後の減災計画への寄与が期待される。

 

 富士山麓から静岡県東部の駿河湾に流れ込む富士川の河口付近にかけて、南北26キロ以上にわたって伸びる「富士川河口断層帯」は、日本で最も活発に活動するといわれる。南海トラフ地震を引き起こす活断層帯を特定 「富士山から海へ続いていた!」 | ハザードラボ

 

南海トラフと富士山の繋がり。

南海トラフ地震が発生した場合、規模にもよりますが、富士山は積極的な活動期に入る、または噴火する可能性もあるのではないでしょうか?

 

では。