今回の日食観測から米国で頭痛を訴える人が急増

日食を見た後の頭痛を訴える人が増加、という記事がありました。

Why do you get a headache after watching an eclipse? | Science | News | Express.co.uk

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記事によりますと、

米国Googleの検索で「日食を見た後の頭痛」が急増しているという。 

何百万人ものアメリカ人が、西海岸から東海岸までを通過した日食を見ていました。 

市民は、太陽を見る(日食を見る)と目を傷つける可能性があることを十分に認識していましたが、頭痛のリスクがあるというのは驚きだったということですが、NHS(英国民保健サービス)によれば、明るい光と太陽の眩しさは片頭痛と頭痛を引き起こす可能性があるとしています。 
f:id:somin753:20170823222906j:imageDonald Trumpホワイトハウスのバルコニーから日食観測


NHSは次のように述べています。

明るくてちらつきのある光が脳の特定の化学物質のレベルを上げ、それが片頭痛を活性化させる。

パソコンのスクリーンからの眩しさと蛍光灯の点滅は頭痛を引き起こす可能性がある。

 

また英国での部分日食に先立ち、検眼専門学校のダニエル・ハードマン・マッカートニー(Daniel Hardiman-McCartney)臨床顧問は、この危険性について警告しました。 

「太陽が放出する放射線は非常に強力で、網膜に長期的な害を及ぼす可能性があるため、例え部分日食でも太陽を直接見るべきではない」と述べた..........。

 

つまり、サングラスや太陽観測用メガネを使用して下さい、ということです。

当たり前ではありますが。

今回の日食観測で頭痛ということから、個人的に気になるのは、太陽からの眩しさと蛍光灯の点滅は頭痛を引き起こす可能性がある、の他に、今回はほぼ新月の時で、また太陽風の影響(多分、磁場変動も)もある時でした。

新月は満月と同様の潮汐力が働きますが、聞くところによりますと、満月(新月)前後は頭痛がするという話があります。

これは、脳の血管も潮の満ち引きと同じように月の引力に影響されるからと言われ、潮汐力が強く働く満月期には脳の血管が普段よりも開く傾向にあり、血管の拡張による反応として頭痛や何かしら痛みを感じると言われています。
自然の摂理なのでしょう。

 

そして太陽風ですが、

方位磁石が北を向くことから分かるように地球には磁場があります。この磁場を「地磁気」と呼んでいます。地磁気は、地球内部の核の対流運動、太陽活動との関わりの他、地殻の活動など様々な地球環境の変動に応じて、刻々と変化を続けています。

 地磁気観測所|基礎知識|地磁気

 

太陽風と磁場(地磁気)変動、地磁気は人間の健康に影響を与える可能性があるとのこと研究結果があり、それによると、地球磁場の活動には毎年3回のピークがあり、そのピークが3月から5月、7月、10月とされ、そのピークの期間と都市の自殺数のピークが一致するというのです。

また研究結果によると、うつで病院を訪れる男性の数が太陽活動の活発化による磁気嵐が発生した2週間後に36.2%増加し、太陽風からの磁気嵐による地磁気の乱れが、磁場に敏感な脳の一部分で体内時計の機能を持っている松果体を混乱させ、自殺の増加につながる可能性があると言うことです。

 

また、原因不明ではありますが、磁場(地磁気)が減少すると慢性的磁気欠乏状態に陥ると自律神経系に関する病気が起こるとされます。

肩こり

腰痛

便秘

不眠症

頭痛頭重感

原因不明の胸痛

手足の痛み

背中の痛み

原因不明のめまい

足のだるさや身体のだるさ

これらを訴える人が非常に多いらしい。

 

今回の日食による頭痛は、新月潮汐力と太陽風からの磁場変動なども関係している可能性があります。

 

では。