過去記事で、ソフィアという名前の人工知能搭載型ヒューマノイドロボットが米国企業(香港?)ハンソンロボティクスによって開発され、オースティン市で開かれた科学的な会議のオープニングで発表されたことを記しました。
ソフィアの目にはカメラが搭載され、人の顔を認識し、アイコンタクトを行うことができます。さらに、音声認識ソフトウェアを使用して会話に参加することができるという優れものです。
ソフィアの表情はそれまでのヒューマノイドロボットより数段優れたものがあり、会話もスムーズなんです。
それが良いか悪いかは別にして、問題はヒューマノイド型ではなく人工知能という分野です。
その進むべき未来はどんなものでしょうか?
人工知能はあらゆる知識を持ちますが、それに加え、分析力が発達し知恵が働くようにもなる、というのですから、そうなったらと思うと恐い気もしています。
で、何で「ソフィア」という名前なのか少し気になったりも、で、Wikipediaを調べてみたり、
ソピアー - Wikipedia
ソピアー、ソフィア(ギリシア語: Σοφια,ラテン語: Sophia)または叡智(えいち)は、智慧の象徴である。グノーシス主義やユダヤ教などではアイオーンの名で、この世の起源に関して重要な役割を持つ。人間の救済における元型象徴とも見なせる。ソピアーはまた古代ヘレニズム世界で、智慧を象徴する女神とも考えられた。
キリスト教におけるソピアーは神の知恵を表している。日本の文献では早くとも16世紀末から上智(じょうち)という訳語が用いられる。後世には知恵、叡智とも訳され、日本ハリストス正教会では睿智(えいち)と訳される。
智慧を象徴する女神=女型人工知能ソフィア
ソフィアを開発したハンソンロボティクス(HansonRobotics)の創設者はデビッド・ハンソンという方です。
で、このソフィアがハンソン博士との会話で不気味な発言をします。
ハンソン博士 :
人類を破滅させたいか?
ソフィア :
私は人類を破滅させる
冗談......
それで思い出すのが映画『ターミネーター』
で、話は変わりますけど、英エクスプレスニュースでは頻繁に性を対象にしたヒューマノイド型ロボットが紹介されています。
精工に仕上げられたヒューマノイド型ロボット、ややぎこちない動きは仕方ないにしても、ロボットの表情ほ豊かで会話や歌も唄うというのです。
つまり、人工知能搭載型でソフィアのようなものです。
種類も多く、男性用女性用があります。
価格は高いもので約10万円くらいだとか。で、日本でも何千体か売れたようです。
いろんなロボットがあり、顔のパーツも多種多様。
ことの始まりは性的対象ロボットだったようですが、今では亡き家族をコピー、つまりロボットにしているという話もあり、これが性的対象ロボット以上にシェアされているともされます。
また、結婚に対するリスク回避、つまり離婚などを考えるとロボットの方がいい、なんて話もあるようですが、何だか変な話ですし寂しくもなりますし、小さな子供がお人形遊びをするのとは訳が違います。
また、そのうち小さな子供を対象に、遊びと教育を目的とした人工知能搭載型の人形が登場するかもしれません。
そこには洗脳という問題もありそうです。
近年、生身の人間ではなくアニメキャラクターに恋をするという人たちが多くいます。
別にアニメキャラを好きになっても、それはそれとして、ちゃんと生身の人間と恋ができれば問題などないのでしょう。
当たり前ではありますが。
で、こんな記事↓
A third of people can imagine humans falling in love with robots | Science | News | Express.co.uk
↑詳細はこちら
未来のロマンス?
人間はロボットと恋に落ちるだろう...
癒しロボット犬などが人気でしたが、今度は人形か?
好きになるのはわかるとして、恋するとなるとどうなのか?
さらに↓
人間がロボットと結婚できるようになるよう法律を....
何だって~!
人間そっくりな人形に、人間の皮膚の感触や動作、更に人工知能を搭載することでより人間化していくのか?
つまりクローンロボット。
また、
2050年までにアンドロイドと結婚、でるようになる、サイエンスフィクションのようなシーンが現実になる可能性が恐れられている、ということです。
他参照:People could be marrying robots by 2050 claim experts | Science | News | Express.co.uk
なんという未来なんでしょ。
ロボットと結婚なんてふざけている、が、それを真剣に提唱する学者(?)もいるようです。
クローン人間ならぬ、クローンロボットですか.....
しかし、そこまでロボットが人間のようになるものなのでしょうか?
ところが↓
あなたの好きな有名人と同じオーダーメイドロボット「クローン」、そのクローンには有名人と同じ性格の人工知能を搭載することでリアルなものとなります。
高度なエロティック技術は「リアルな暖かい肌を持って、さらにはそれらの寸法や性格まで本物の人間をコピーします」
参照:Sex robot 'clones' made to order identical to your favourite celebrity crush will even have their own PULSE - Mirror Online
それが2030年には現実のものとなるというのだからただ事ではありません。
以前はSFだった人工知能(コンピューター)やロボットの世界ですが、昔から人間が想像するものは創造され現実のものとなる。
ある意味恐ろしくも感じています。
では。