もう少しすると夏本番の季節やってきますが、アリゾナ州フェニックスでは、今月21日からとんでもない異常な暑さに見舞われています。
サボテンがまいってる!
https://twitter.com/PeterCorbett1/status/878261732724023297
車のハンドルを握るにはキッチン用ミトンが必要!
https://twitter.com/Adam_Myers99/status/877588518691676160
犬が外に出るためには
https://twitter.com/Gizmodo/status/877589029075640321
クッキーが焼けた
https://twitter.com/confuzzledteen3/status/878049519161688064
プラスチックのメールボックスが溶けた
https://www.reddit.com/r/mildlyinteresting/comments/6iwjs2/this_plastic_mailbox_melted_due_to_the_heat_in/
どのくらい暑いか(熱いか)と言いますと、
Arizona so hot weather map almost runs out of colors | MLive.com
フェニックスの過去最大最高気温は、1990年6月26日の122度で、その時に戻ったかのように、120度を超えそうです。
次の数日間で、アリゾナ南部では過去最大の記録となるでしょう。
とのこと。
100度超!信じられない気温です。
他Twitterを見ますと、暑さのため飛行機が飛ばない、道路標識の文字が溶けた、公共用プラスチックのゴミ箱が溶けた、などなどあります。
ただ、熱中症などの報告はないようです。
さて、最近の過去記事にてイエローストーンでの群発地震を紹介しましたが、イエローストーン国立公園周辺での地震群は現在減少しているそうです。
先日の記事で、
6月12日に始まったイエローストーンでの群発地震、金曜日(23日)の朝午前11時30分現在で769回の地震が記録されていました。
と記しましたけど、ウエストイエローストーン近辺では現在まで既に900回以上の地震が発生しているようです。
また気になるのは火山ですが、専門家によると、火山噴火のリスクは事実上ありません、との見解で、火山の警報レベルも低いままのようです。
イエローストーンで記録された最大の地震の群れは、1985年の10月に発生、3ヶ月間続いて3,000回を超える地震がありました。
2010年の1月には、約1ヶ月間で2,000回以上の地震がありました。
イエローストーンといえば巨大火山、やはり気になりますが。
また気になるニュースがありました。
Mysterious boom shakes St. Helens | News | thechronicleonline.com
記事によりますと、
6月25日、コロンビア川の近く、セントヘレンズ(オレゴン州)で謎の爆発音に似た轟音が鳴り響きました。
セント・ヘレンズ警察署長のテリー・モス氏によると、午後8時22分に最初の爆発音が確認され、主に町の西側に住む住民から爆発音に関する11件の問があったという。
モス氏によると、この時期には花火の「大きな音」の報告が頻繁にあると述べていますが、爆発音の原因は特定されていません。
謎の爆発音、何でしょうか?
またセントへレンズと聴くと火山を思い出しますが、セントへレンズ火山と言えばワシントン州、ですが、記事ではオレゴン州のコロンビア川の近くセントへレンズ警察署となっていますので、多分オレゴン州ポートランドのことかと思われます。
さて、気になるというのは、
セントヘレンズ=火山、それはカスケード山脈の一部となります。
2014年11月の最初の週、カスケード山脈最南端の活火山ラッセン火山を中心に約50の地震がありました。
ラッセン火山は米国内でも危険度ランクが最高クラスです。
また地震に伴い、その前または後にゴロゴロという不吉な低音を聞いたと言います。
地震に関係する地鳴りかとも思いますが。
余談ですけど、その不吉な低音が鳴り響いた地域で、2013年に多くの人々が目撃した正体不明の琥珀色と赤く光る物体があります。
それが2014年の群発地震の時も現れたらしい、もしかすると地震と関係あるのかもしれないと疑問を呈しているともされます。
画像上は2011年、下は2014年
次にカスケード山脈ではなく、カスケード沈み込み帯というものがあります。
2016年1月1日から4日間、カナダのバンクーバーから米ワシントン州オリンピック半島付近で2,400回以上の地震が発生し、2015年のクリスマス以来8,000回近くもの揺れを観測しています。
2016年1月1日から1月4日まで2413回もの地震が太平洋岸北西部のセイリッシュ海地域で、さらに驚くべきは、クリスマスの日以来、ほぼ8000回の小さな地震がバンクーバー島、セイリッシュ海とワシントン州のオリンピック半島を直撃しているということです。
▲2016年1月1日~1月4日 : 2413回
▲2015年12月25日~2016年1月4日 : 7980回
専門家によりますと、この地震はスロースリップ現象によるもので、周期的に自然発生する地震だということですが、周期的な自然発生にしては11日間で約8000回もの地震が発生しています。
その殆んどは揺れを体感できないものだったらしいのですが、異常なのは地震発生回数があまりに多いことです。
バンクーバー付近にはカスケード沈み込み帯というものがありまして、1700年にはM8~9クラスのカスケード地震が発生、日本にも津浪が到達しています。
近々、米国の多くの地域で群発地震が起きています。
イエローストーン群発地震の他にも、6月27日、タホ湖で地震が20件以上発生したと報告されています。
タホ湖(Lake Tahoe レイクタホ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州とネバダ州の州境のシエラネヴァダ山中にある湖
米国地質調査所によると、火曜日にタホ湖で地震が20回以上発生、最大のマグニチュードは4.0を計測、また少なくとも28回の余震が発生しています。
米国西側の地域、もしかすると巨大地震や火山噴火が発生するかもしれません。
27日タホ湖での群発地震と同じ頃、アイスランド北部でも50回以上の地震がありました。
アイスランドでM4.0より大きい2つの地震と小規模な2つの地震がありました。
この地震はアメリカとユーラシアの地質プレートの動きに関連しているようだと言うことです。
最後に地震ではありませんが、中国の湖南省で地滑りが発生し、女性1人が行方不明になっています。
記事によりますと、
湖南省連雲港市に暮らす夫婦の家の一部が、連日の大雨が関係すると思われる地滑りにより被害を受けました。
土曜日の朝、夫が大木が倒れてきたような大きな音を聞いた後に寝室に入って見ると、床に3平方メートルほどの穴があるのを発見しました。
穴は冷蔵庫や扇風機などを飲み込んでいて、妻も行方不明だと言うことです。
穴に飲み込まれたと思われる女性を探すため、救助チームは15メートルの深さまで掘り下げ捜索しましたが、状況が非常に危険であるため作業を中止しなければならなくなり、妻は現在も行方不明のままということです。
近年、世界中で発生している異常な長雨や大雨から地盤は軟弱になっているのかもしれません。
そこへ、これまた世界各地で多発する地震との関係を思いますと、地滑りやシンクホールなどがこれからも発生するのでしょう。
では。