先月、大分県の豊後大野市朝地町綿田地区で発生した地割れは81か所にも上り、その後も広がり続けていることから大規模な地すべりが発生するおそれがあるとして、9世帯の17人に避難勧告が出ています。
このような大地の亀裂(地割れ)は世界中で起きて(多発して)います。
巨大な亀裂がインドのマニプールでいくつかの村を完全に破壊する
Kangpokpi earth crack spreads to 5 Kms radius Fissure widening, water, power grievances at relief camp - The Sangai Express
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記事によりますと、
2017年6月4日以来、インドのマニプールで大規模な大地の亀裂が発生し、いくつかの村に被害を及ぼし、250人以上の人々が一時的に避難しています。
さらに、大規模な大地の亀裂が拡大しています。
2017年6月4日以来、インドのマニプールで数十軒の家屋に被害が発生、さらに亀裂が広がり、6月5日までに亀裂は少なくとも11戸の家屋を破壊し、19戸以上は崩壊する寸前です。その他被害として、20以上の水田や、数多くの巨木が陥没し、さらに多くの場所で地滑りが起きています。
現在、5kmを超える亀裂がJ Songtun村の下にあり、その地域の大きな亀裂はKalikhola村に向かって滑っています。
専門家によると、この亀裂の原因は大雨によって引き起こされたと述べています。
かなり巨大な規模の大地の亀裂です。
近年、大規模な大地の亀裂(地割れ)が世界中で発生していますが、最近では、2016年12月10日、中国中央部の湖北省で突然巨大な亀裂や陥没が発生し、後に400人以上の村人たちは避難しました。
400 People Evacuated in Central China after Huge Cracks Appear in Ground - YouTube
2016年6月11日、パナマで大地の亀裂が、
Grieta en la tierra afecta a seis familias en Bocas del Toro
パナマ北西部のボカス・デルトロ(県)にあるアルミランテの村の住民が大きな亀裂によって脅かされています。
亀裂が発見されたのは6月11日で、深さ3フィートで報告されていましたが、6月15日には亀裂が6フィートの深さまで拡大していました。
そして、この大地の亀裂はまだ成長しているとのことです。
また、大地の亀裂で規模が大きなものではアメリカのワイオミング州ビッグホーン山脈の南麓で発生しています。
巨大な亀裂は、最大幅50ヤード(約45メートル)、長さ約750ヤード(約690メートル)の領域で崩壊しています。
またワイオミングといえば、あのイエローストーン国立公園(火山)をまたいでいる州となり気になったりもしました。
Huge Crack In The Earth Opens Up In The Foothills Of The Bighorn Mountains [PHOTO GALLERY]
その大きさから、大地の亀裂というよりも地球の亀裂と言った方がいいようにも感じます。
大地の亀裂ということから、まだ記憶に新しい富士山の滝沢林道の地割れ、これが未だに気になっています。
結局、地割れの原因は何だったのでしょうか?
場所が富士山ですので不気味に感じるわけです。
富士山は1つの火山に見えますが、始まりは中規模な3つの火山が噴火を繰返して1つになった複合型火山でもあります。
そのことから、富士山の火口は頂上だけではないわけで、噴火はどの場所から?ともなるかと思います。
さて、大地の亀裂が地殻変動によるものなのか、浅い地表部分だけなのかは分かりませんけど、大規模な大地の亀裂から気になるのは地震や火山活動(噴火)といったところでしょうか。
2017年6月8日、ハワイで珍しくM5.3の地震が発生しました。
発生場所は火山付近ということです。
中規模以上の地震が少ないとされるハワイですが、昨年そのハワイで、生態系の崩壊が危惧されている蜜蜂が姿を消しているという報告がありました。
集団失踪でしょうか?
また蜜蜂の集団失踪ではなく、集団死というニュースも多くあります。
Bees Dying At Alarming Rate In Pa., Could Impact Food Supply « CBS Pittsburgh
ペンシルベニア州で驚くべき速さで大量死するミツバチ、食糧供給に影響を与える可能性があります
2016年6月23日
記事によりますと、
米国全体で蜜蜂が大量死しているとのことで、特にペンシルベニア州では驚くべき速さで死んでいるとのことです。
(詳細は上記記事まで)
蜜蜂大量死の原因は不明です。
寄生虫や殺虫剤の可能性は以前から指摘されていますが、それ以外では太陽活動、電磁波の問題もあります。
絶滅の危機にあるハチ
ということで、都会に限らず近年ハチが姿を消している、またはコロニー(巣)に戻らない、という報告が世界中で聞かれます。
また、蜜蜂が巣に戻らないという現象は珍しいとされます。
そして思い出す、あの言葉、
もしミツバチが
この地球上から
消えてしまえば
人類に残された時間は
4年である
アインシュタイン
ちなみに、蜜蜂被害について日本の農水省は『蜜蜂被害事例調査の結果と今後の対策について』という文を報告しています。
(2)蜜蜂被害は、25年度と同様、水稲の開花期及びその前後に多く、水稲のカメムシ防除に使用した殺虫剤を直接浴びたことが原因の可能性があると考えられました。これらはいずれもカメムシ防除に用いられる主要な殺虫剤であり、どの殺虫剤が蜜蜂の被害を生じやすいかの推定はできませんでした........
確かに殺虫剤の影響も考えられますが、例えば、蜜蜂が巣に戻る前に殺虫剤等の影響で死んだとしても、その蜜蜂の死骸が見つかっていないそうですし、世界中で同じような蜜蜂失踪が報告されています。
他の国も日本と同じような殺虫剤等の影響によるものなのでしょうか。
まあ、
殺虫剤の可能性を指摘した上で、どの
殺虫剤が蜜蜂の被害を生じやすいかの推定はできませんでした
とのことですので、もしかしたら殺虫剤以外の可能性もあるわけで、やはり原因不明ということでしょうか。
蜜蜂失踪や集団大量死の原因に、携帯電話の電波や太陽活動(電磁波)などが関連しているのではないかという報告があります。
それは、蜜蜂が電磁波を感知して移動しているということからなんでしょう。
また聞いた話では、蜜蜂は高圧線鉄塔付近には近寄らない、または避けるということです。
以前ポーランドでは数日の間に数千匹の蜜蜂が大量死しました。
その大量死の原因は不明のままで、科学者たちは困惑しているとのことです。
その数日間は太陽活動が活発な頃でした。
もしかすると、そのような大量死や集団失踪の原因に太陽活動に呼応するかのように地球の磁場も関係しているかもしれません。
これは蜜蜂だけでなく、あらゆる生命体に影響するとも聞いたことがあります。
最後に、ハワイにはキラウエア火山があります。
アメリカ地質調査所(USGS)によると、世界で最も活発な火山の1つで、1983年以来継続して噴火してきました。
そして、いつ大噴火するかもしれない脅威だということです。
↑上空からのキラウエア火山
笑っているかのような写真ですが、大噴火の可能性が大なんです。
余談ですけど、以前ハワイ諸島で3番目に大きなオアフ島で、あるカメラマンがピラミッドではないか?と思われる山を撮影した写真がハワイの雑誌『Exploration Hawaii』に掲載されたましたが、何故か写真は削除されたそうです。
人工物に見えなくもありませんが...........
では。