北朝鮮の核実験で火山噴火の恐れ?、専門家が懸念(CNN.co.jp)というニュースから気になる白頭山

先日のニュースに、


北朝鮮の核実験で火山噴火の恐れ?、専門家が懸念 (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

記事によりますと、

シンクタンク、ランド研究所の上級アナリスト、ブルース・ベネット氏は、北朝鮮が核実験を行った場合、その規模によっては中朝国境に位置する白頭山が噴火する可能性があると警鐘を鳴らす。

 

核実験により白頭山が噴火する可能性

 

昨年、白頭山噴火の可能性について気になっていたので、わたしのYahooブログの方で記事にしたことがありましたが、その時も北朝鮮の核実験によるものでした。

 

2016年9月、北朝鮮の国営朝鮮中央テレビによると、9日に核弾頭の威力を判定する核爆発実験が成功したと報じました。
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また核実験による人工地震波が検知されましたが、日本の気象庁によれば、地震の規模はM5.3、震源の深さはゼロということです。

この核実験による地震が関係しているかは不明ですが、12日に韓国南部では相次いで地震が発生、午後8時32分に発生したマグニチュード5.8の地震は韓国観測史上最大級とのことです。
また、対馬でも震度3が観測されました。


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非常に珍しい韓国での強い地震だったので、北朝鮮の核実験による人工地震に誘発されたのか、とも思うほどでした。

また、それとは別に気がかりだったのが白頭山です。
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その白頭山では数年前から噴火の兆候があるとされていました。
また白頭山は日本での大地震と連動している可能性が、つまり、大地震の後に何度も噴火を起こしているということです。
そのことから、東日本大震災の影響を受けているとすれば、2020年までに68%、2034年までに99%の確率で噴火を起こすとも予測されています。

2020年と言いますと、東京オリンピック.....

 

一般的な火山は、構造プレートがぶつかる位置にあるが、白頭山は、日本列島を形成した巨大な沈み込み帯から1000キロ以上離れた、プレートの真ん中に居座っている。つまり白頭山は、本来あるべきでない場所にある火山なのだ。
↓参照記事
f:id:somin753:20170503073812j:image北朝鮮の聖なる火山「白頭山」に噴火の兆候 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

以前、中国の学者は2015年辺りに噴火する可能性を指摘していました。

白頭山はいつ大噴火してもおかしくはない火山で、そこに核実験による巨大なエネルギーが万が一白頭山を刺激するようなことになれば噴火に向けて活発化する可能性があると感じていました。

もし白頭山が大噴火すれば、日本列島でも巨大地震や火山噴火が起こるかもしれません。

もちろん白頭山の噴火の規模によりますが。

 

白頭山

2000年以降の活動

2002年から2005年頃まで周辺で群発地震が散発的に発生し、地割れや崩落が起き山頂の隆起が観測されていた。更に、2006年には衛星画像の解析から山頂南側で温度上昇が観測され、ロシア非常事態省は、白頭山に噴火の兆候があると発表している。更に2010年6月19日には、釜山大学の尹成孝(ユン・ソンヒョ)教授が、中国の火山学者の話として、2014-2015年に噴火する予測を立てていることを韓国各紙で明らかにしている。2002年以降、地震の回数が以前よりも約10倍に増加。頂上の隆起・カルデラ湖や周辺林からの火山ガスの噴出が確認されている。もし大規模な噴火が起これば、その規模は2010年のエイヤフィヤトラヨークトルの噴火の約1000倍となり、極東地域では甚大な被害が予想され、大韓民国気象庁が対策に乗り出し始めている。なお、白頭山の噴火間隔は約100年とされている。

2010年のアイスランドの火山噴火や、2011年3月の東日本大震災が発生してから、諸国の学界では白頭山噴火の可能性が提起され、北朝鮮でも噴火説が広まっている。

では。