ローマ教皇が悪魔払い師を頼れと司祭らに助言したとか聖マラキの予言とか


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ローマ法王、必要に応じて悪魔払い師を頼れ 司祭らに助言というニュースがありました。


ローマ法王、必要に応じて悪魔払い師を頼れ 司祭らに助言 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

↑詳細はデイリー

【AFP=時事】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は17日、司祭らに対し、教区民から問題のあるざんげを聞かされた場合はちゅうちょせずに悪魔払い師(エクソシスト)を頼るよう助言した。

問題のある懺悔とは?

そして悪魔祓いということは、懺悔の内容によっては悪魔が人々に取り憑いているとうことでしょうか?

どう判断するのか?

近年バチカンではエクソシストを強化してきています。

 

バチカン、聖職者らに悪霊退散術を教授
http://japanese.ruvr.ru/2014_01_14/127206747/

↑現在記事は削除されています


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また、

 

ローマ法王庁、悪霊を払う「エクソシスト」公式認定
中央日報日本語版 7月7日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140707-00000043-cnippou-kr

↑現在記事は削除されています


一部引用 :

ローマ法王庁が悪霊に対抗する司祭のエクソシスム(祓魔)行為を公式に認めた。

法王庁機関紙 「ロッセルバトレ・ロマーノ」は2日(現地時間)、法王庁が最近聖職者会議で国際エクソシスト協会の定款を許可したと報じた。この協会には30カ国の司祭250人が加入している。今回の決定はエクソシスムに関心が高いフランシスコ法王の支援があったためだとみられている。
: 引用終了

 

当ブログでも何度か悪魔祓い(憑き)に関する記事を記していますが、バチカンでは本腰を入れてエクソシストに臨む体制のようです。

 

余談ですが、ローマ教皇(法王)といえばカトリック教会のトップでキリスト教です。
キリストが唯一の神ということです。
で、神界の御父、御子、聖霊は三位一体で、キリストの御霊がそれぞれ違う性格を有したものだとか、そんなキリストが唯一の神としながらもですね、バチカンはキリストの父についても公にしています。
それが一部カトリック教徒の間でも問題視されたのですが、その問題がキリストの父とする神の名にあったようなのです。


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イースター(ミサ)で皆が歌われました:ああルシファーよ、敗北することはありません、キリストはあなたの子である!

 

キリストの父は《ルシファー》?

また、

Flammas eius Lucifer matutinus inventiat : ille, inquam, Lucifer, qui nescit occasum. Christus Filius tuus, qui, regressus ab inferis, humano generi serenus illuxit, et vivit et regnat in saecula saeculorum”

“AMEN”

《燃え盛るルシファーが人類を見つける。そして、私は { 永遠に勝利するルシファーよ、キリストはあなたの息子です。キリストは平和な後光を発しながら、地獄から復活し、永遠に世界を統治するでしょう・・・・・・}》
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ルシファーと言えば堕天使、悪魔という意味もありますが、聖書的にルシファー(Lucifer)は、ラテン語で「光を帯びたもの」 (lux 光 + fer 帯びている、生ずる)の意味であり「明けの明星」でもあります。
キリストも「明けの明星」という象徴があります。
つまり、光の存在なんですね。
ただ、聖書の神学におけるルシファーは、かつては光の存在(天使長)でしたが、堕落して地に落とされたともされています。

 

「あなたは全きものの典型であった。知恵に満ち、美の極みであった。」「わたしはあなたを油そそがれた守護者ケルブとともに、神の聖なる山に置いた。あなたは火の石の間を歩いていた。」

エゼキエル書28章12-17節


「黎明の子、明けの明星(ルシファー)よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。あなたはさきに心のうちに言った。『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果てなる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。しかしあなたは陰府に落とされ、穴の奥底に入れられる」

イザヤ書14章12~15節


そんなルシファーがキリストの父で、ルシファーは永遠に勝利し、キリストが地獄から復活する、としています。
あれ?
キリストは地獄から復活する?
何だか違うような気もしますが。
まあ、私はカトリック教徒ではないので、カトリック教会の発言、その意図するところはよくわかりませんが。

 

さて、ローマ教皇エクソシストに関するニュースによると、2014年の時点ですでにエクソシストをサポートしています。 

悪霊たち払う:フランシスコは悪魔払いのサポートを宣言
2014年10月31日

Casting Out Demons: Pope Francis Declares Support for Exorcisms

 

▲記事によりますと、フランシスコ教皇(法王)は、1990年に設立された300人の悪魔祓い師を、2014年の6月に認定したとされます。
これは、エクソシスト(エクソシズム)を認めた、つまり、悪魔の存在が人間に憑依していることを認めたことになるのでしょう。
また関係者は、悪魔祓いは霊的な脳外科手術のようなものとも言っているようです。
ただ、エクソシストによる行為は危険だという指摘もあるようでして、悪魔に取り憑かれとされる人がエクソシストの力及ばずか?亡くなるという(後に事件)ことがあったり、悪魔祓い師本人が、その最中に亡くなる(カトリックかは不明)とかもありました。
人間ですから失敗もある、とも思いたいのですが、神の力を借りた行為による失敗とはこれいかに?とも感じてしまいます。

それでもカトリック教会はキリスト教の代表のような存在で、そのまた代表は教皇ですが、その教皇について『聖マラキの予言』というものがあります。

歴代ローマ教皇について予言されたという文ですが、その最後の予言には、

112.
ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ、彼はさまざまな苦難の中で羊たちを司牧するだろう。
そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。
終わり。


これは予言なのか?という疑問もありますが、最近のバチカンにおける動きは何だか変にも感じています。
噂では、現在のローマ教皇(法王)が最後の選任ともされますが、この噂はマラキの予言が根本にあるのかもしれません。

また2015年に教皇フランシスコは、自分の命、もしくは教皇としての就任期間は2~3年だろう、と自ら発言しているようで、すると2017年か来年辺りに何かしら変化が起きるのか、なんて考えたり、また、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世はドイツ紙とのインタビューで、「およそ5世紀にわたり続いてきたダライ・ラマ制度を、自身を最後に終わりにすべきだ」との見解を示したそうですし、天皇陛下生前退位とか........

 

話をローマ教皇に戻しますけど、

現在の教皇はフランシスコ、本名は、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ (Jorge Mario Bergoglio)と言います。

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『フランシスコ』を名乗る歴代で初めての法王とされますが、この名は“アッシジのフランチェスコ”と呼ばれるイタリアの守護聖人に由来しているとのことです。
聖人フランチェスコ、洗礼前の名をフランチェスコ・ディ・ピエトロ・ディ・ベルナルドーレ、この聖人の名を語ることとなるベルゴリオ(フランシスコ)の家系はイタリア・ローマの出身、アルゼンチンのイタリア系移民とされ、法王として「聖マラキの予言」に示された『ローマ人、ペテロ』という人物象と不気味に合致しているともされます。
ぺテロはイタリアで「ピエトロ」。

だとすると、現在のローマ教皇聖マラキの予言にあるローマ人ぺテロという象徴なのでしょうか?
また、ローマの神といえばマルスローマ神話におけるマルスとは農耕神であり軍神、これは戦いの神ですが、マルス(英:マーズ)と言えば火星で、火星は戦いを象徴しています。
また、マルスの象徴にもなる聖鳥はキツツキ。

宗教的な象徴のキツツキとは

ラテン語でピクス(picus)といい、ローマ神話では農耕神サトゥルヌスの子ピクスが、魔女キルケの求愛を拒んだため鳥にさせられたもの とする。軍神マルスの聖鳥とか予言の鳥とされることもあった。ギリシアでは母神の象徴とするオークの木をつつくので性欲の象徴とされた。

性欲の象徴でもあるようですが、カトリックでは性欲に関する問題があります。

「聖職者の2%は小児性愛者」と教皇フランシスコが発言したとハフィントンポストが報じていました。

この問題は機会を改めてたいと思います。

 

で、マルスは農耕神でもありますが、聖鳥キツツキでも記しましたように、農耕神にはサトゥルヌスという神もいます。
そのサトゥルヌスの名がノストラダムスの予言に登場します。

●百詩篇第9巻44番

Migrez, migrez de Geneve trestous, Saturne d'or en fer se changera, Le contre RAYPOZ exterminera tous, Avant l'a ruent le ciel signes fera.

離れよ(逃げよ)
ジュネーヴから離れよ(逃げよ)。
黄金のサトゥルヌスは鉄に変わるだろう
RAYPOZの反対が全てを滅ぼすだろう
到来の前に、天が徴を示すだろう


黄金だったはずのサトゥルヌスが鉄に変わる、だからジュネーブ(スイスの都市)から逃げなさい、ということ?
ですが、ジュネーブは1つの都市のことではないような気がします。

黄金のサトゥルヌスとは何を意味するのでしょうか。
栄光とかの象徴でしょうか。
そのような意味から探りますと、農耕神サトゥルヌスを祀る神殿がローマにあります。
ローマの七丘の一つカピトリヌスの丘の麓に位置、で、この「七つの丘」というのがマラキの予言に引っ掛かり気にもなります。

さらに気になることがありまして、サトゥルヌスのお祭り(祝祭)があるのですが、これがキリスト教に受け継がれ、X'masに影響しているともされます。

このX'masについても機会を改めてたいのですが、一つだけ言うなら、サンタの後ろに隠れたクランプスという子供を拐って食らうという存在、これサトゥルヌスも同じなんです。

 

 

さて、ノストラダムスの有名な予言といえば

詩篇第10巻72番

L'an mil neuf cens nonante neuf sept mois Du ciel viendra un grand Roi deffraieur Resusciter le grand Roi d'Angolmois. Avant apres Mars regner par bon heur.

1999年、第7の月
空から恐怖の大王が来るだろう
アンゴルモワの大王を蘇らさんと
その前後、マルスは平和を盾に支配に乗り出すであろう


マルスは平和を盾に支配・・・

マルス軍神で戦いの象徴です。
ローマの神は軍神(農耕も)でしたね。
教皇フランシスコは、アルゼンチン出身、アルゼンチンという国名はスペイン語で、アルゼンチンがスペインの植民地だったことからスペイン語が使用されているようですが、そこにこだわって、いや、こじつけてちょっと調べてみたことがあります。

教皇フランシスコは、2013年3月19日に教皇となっています。
スペイン語マルスは火曜日を意味し、本来は『軍神マルスの日』というらしいですね。
で、フランシスコが教皇になった2013年3月19日は火曜日です。

軍神マルスの日に教皇になったフランシスコ、そして、イタリア系の血を持つフランシスコ教皇とその象徴は、聖マラキの予言にある『ローマ人ぺテロ』のこと?

にも思えたのでした。

では。