お屠蘇(御神酒)の死と復活はキリストの象徴?お正月にみるイスラエルの影

屠所の羊の歩み、という言葉があります。 

意味は、屠所に引かれていく羊のように、力ないのろのろした歩み。刻々と死期が迫ることのたとえ、ということなのですが、他の家畜ではなく羊とされます。
つまり、死期の迫る羊が処される所へ歩く様子ですが、私はですね、これがどうしても『あの』象徴に思えてしまうわけです。

屠所の『屠』は『と』『ほふる』と読みますが、尸(しかばね)の者なので死を意味しています。
そのことから、あまり縁起のよくない言葉なのかもしれませんが、日本では『屠』を含む言葉で大変ありがたい縁起ものが存在します。

"お屠蘇"

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画像:お屠蘇(おとそ)/お酒と神様

お正月の御神酒です。

これは屠蘇とあるように、ほふられた(屠)後に蘇る意味があり、お屠蘇とは長寿や健康を祈願した御神酒ともされています。

と同時に『死と復活』でしょうか。

ちなみに『ほふる』を変換した数字に

"66,666,666,999"が出てきます。

666と999

で、荒唐無稽に論じれば、

イスラエルには「過越の祭り」というものがあります。

過越の祭り」は、イスラエルの民がエジプトで奴隷となって苦しめられていたとき、神がモーセに対して『羊をほふり』、その血を家の入り口の柱に塗ることを命じ、その教えに従ったイスラエルの民のみが神の裁きを逃れることができたことを祝した祭です。

日ユ同祖論の中で、過越の祭蘇民将来の話が似ているという説があります。
詳細は調べてみてほしいのですが、蘇民将来牛頭天王にしてスサノオです。
そこで御神酒ですが、スサノオが八岐の大蛇に酒を飲ませて退治したことに由来するともされ、これは「酒」の語源が「栄え」の意味のほかに邪気を「避け」るの意味があるからだと言われています。お正月のお屠蘇、そして神社でのお参りのあとの神酒にはミタマをいただく意味と同時にハラエ(祓え)の要素があるのだとか。

また、神酒はミとキで、三(神)と木(酒)となり、神道の三柱(三神)を表し、聖書では生命の樹を表す三柱(天界の三神)を象徴しているのかもしれません。

酒が神ということから、酒に関した神社で秦氏の宮でもある大酒神社がありますが、元名を大辟神社と言いまして、辟とは罪という意味にして大辟とは大罪であります。

聞くところによりますと、大辟神社とは死刑神社という意味になるとか。
ここにも酒(辟)と屠の関係が表れているようですが、神の酒という象徴にはなぜ死と復活があるのでしょうか。

そういえば、お正月のお屠蘇にはお節料理が付き物です。

過越の祭をコジツケますが、羊をほふり、その血を家の戸口の柱に塗り災難を避けているということから、羊の血は聖なる血ということで、羊(子羊)はキリストの象徴でもあり、葡萄酒はキリストの血を象徴しています。
そして、お屠蘇の死と復活という意味から、キリストの死と復活を象徴し、お節料理は食事ですから、これは最後の晩餐の場面で、冒頭の"屠所の羊の歩み"が意味するのは、最後の晩餐後に、キリストが十字架を背負いゴルゴダの丘へと歩く場面なのでは。

屠は『尸、十、一、ノ、日』となります。
つまり、一人の日、十、尸(しかばね)となる様子が"屠"。
太陽(日)の一人(者)が十字架でしかばね(尸)となる、で、キリストの血(葡萄酒)には永遠という象徴があるようで、お屠蘇(神酒)も蘇るとあるように死なない象徴が隠れているかのようです。


屠=ホフルに似たヘブライ語を探しますと、

ホッ→栄光
(栄光はキリストの象徴でもあります)

フゥツァ→(命)取られる

ホッフゥツァ

ほふった(屠った)、となるでしょうか。


次は御神酒ですが、

剣山近くには、安徳天皇御火葬場という場所があります。
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↑こちらは案内板なのですが、隅に三段重ねの模様(家紋)のような印が描かれていますが、私は、あるものに似てるな・・・と感じました。


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↑三三九度の盃です。

御神酒ですね。

または、お屠蘇(おとそ)でもあります。

そして、安徳天皇御火葬場付近には栗枝渡八幡神社という小さな宮があります。
この栗枝渡は『くりしと』と読みますが、古くは『栗須戸→くりすと』と言ったそうです。

クリストを繰り返し読むと『キリスト』に聴こえなくもありません。
また、八幡神社なので秦氏が関係しているのでしょう。

お屠蘇の三段重ね盃ですが、個人的にはお正月の鏡餅にも似ていると感じています。

安徳天皇御火葬場の案内板に三段重ね盃(のようなもの)、神聖な盃に酌むのはお屠蘇、で、これが三段重ねの鏡餅に似ている、今は三段目にミカン(太陽)が乗せられたりしていますが。

鏡餅に似たヘブライ語を探しますと

カグ→守護された

ミンッ→捧げ物

モシャ→救い


カグミンッモシャ=かがみもち


何でも、鏡餅とは吉備(団子)でもあるという話を聞いたことがあります。

吉備(きび)に似たヘブライ語に、キプーがあり、意味は犠牲・赦し。
犠牲も赦しもキリストの象徴。


お正月に見るイスラエルの影(?)はまだまだありますが....

では。