フィリピン北部ルソン島の西側にあるバターン半島(州)の首都バランガのショッピングモールでは、数年前から奇妙な子供の左の足跡が床に残されているということです。
足跡は左足のみで、時に血まみれに見える時や、指が6本の時もあるのだとか。
(一番上の画像が指6本)
最近の画像↓
https://m.facebook.com/photo.php?fbid=342730059623038&set=pcb.342730169623027&type=3&theater
参照 :
ショッピングモールはキレイに管理されていて、裸足では入れない(警備員が制止)ようになっているようです。
今のところ原因は不明。
さて、前回の記事で、
そして、ハロウィーンが終わると、次はクリスマスです。
クリスマスにはサンタクロースの仮装くらいしかありませんけど、ドイツでは違います。
サンタの後ろに隠れたクランプスという子供を拐って食らうという存在がいます。
と記しました。
その、サンタの後ろに隠れたクランプス、について記します。
まだ先の話ですが、年末の賑やかなイベントといえばキリスト教(?)のクリスマスとサンタクロースで、良い子供はサンタからプレゼントを貰える、クリスチャンはミサに出かける、何て言うほぼ常識的なクリスマスとサンタクロースのイメージがあるかと思います。
少なくとも日本では、といった感じではありますが、調べてみますと、クリスマスやサンタクロースの起源ともされる古代の北欧地方や、ドイツまたはロシア辺りでは何やら雰囲気が違っているようにも感じました。
それはサンタクロースの後ろに隠れているクランプスという怖い存在です。
●クリスマスの悪魔、クランプスの起源 Tanya Basu, National Geographic News December 20, 2013
という記事から一部引用しますと、
クランプス(Krampus)をご存じだろうか。半分ヤギ、半分悪魔の姿をして、“良い子”にするよう人々を叩いて回る恐ろしい怪物だ。クランプスはあまり楽しげな存在ではない。頭に角、黒い髪、口に牙をもつ聖ニコラウス(サンタクロースの起源とされる人物)の“裏バージョン”は、手にした鎖と鐘を振り回し、さらに悪い子どもをお仕置きするための、束ねたカバノキの枝を持っている。そして悪い子どもたちを地獄へと引きずっていく。
:引用終了
▲クランプス
表のサンタクロース、しかし裏にはクランプス、という表現にも聞こえますが、真実は裏にあり、といった感じがます。
クランプスについて詳しく調べてみますと、どうもサンタクロースそのものがクランプスといった印象を受けます。
サンタクロースもクランプスも袋を持っていますが、サンタクロースは良い子供にはプレゼント、クランプスは悪い子供を袋に入れ拐って食べてしまう・・・
クランプスには悪魔の象徴でもある角や牙があり、手にはカマを持っているともされます。
実は、ここにサンタクロースの真実の姿があるのではないでしょうか。
今でこそサンタクロースは赤い服を着ていますが、昔は緑色だったとも伝えられています。
またクリスマスやサンタクロースはヨーロッパが起源のようですが、それが今や世界中で年末のイベントとなっています。
クランプスは頭に角が生え、手にはカマを持ち、子供を怖がらせる、で、これって秋田のナマハゲ(鬼)に似ていると思うんです。
上記写真の赤い顔のクランプは正にナマハゲ👹。
ナマハゲ👹は『悪りい子はいね~か~』といい、クランプスも同じです。
もしかするとその昔、世界のどこかに子供を拐って食べてしまうような『鬼』のような存在が実在したのかもしれません。
まあ一般的に、子供たちへの躾、または戒めなのかもしれませんけど、古代より伝承として残るからには、サンタクロースは善の象徴、クランプスは闇の象徴があり、そこにはモデルとなった存在がいたのでは?
クランプスとナマハゲ
秋田のナマハゲがクランプスと同じと考えますと、古代のある時、西側にいた人々が日本へ来て伝えた、なんてこともあるかもしれません。
秋田犬や北海道犬は日本犬として知られていますが、ルーツはヨーロッパとも聞きました。
また、秋田美人とは色白を言いますが、東北地方の人々の遺伝子の中に白人のものが含まれているという話も聞きます。
そして、東北地方にはやたらとキリスト教やユダヤ教に関連している遺物や言葉や伝説と思われるものまで多数あるようですし。
余談ですけど、コカ・コーラの宣伝にサンタクロースが使用されたりします。
そのコカ・コーラ、着色する前は緑色だったらしい。
単にビンの色が緑だったのかもしれませんけど。
サンタクロースの起源が、4世紀頃の教父聖ニコラウス(東ローマ)の伝説にあるなら、やはりサンタクロースにはキリスト教の影響があるのでしょう(クランプスにも)。
サンタクロースが発する有名な言葉があります。
『HO・HO・HO』
ホーホーホーでホー(HO)が3つ。
古代ヘブライ語に『ホー』があります。
ホー(hod)
意味は『栄光、威厳、主権』の3つの意味があります。
ホーホーホーで栄光、威厳、主権。
これは御父、御子、聖霊に対応しているのではないでしょうか。
つまり、クランプスという邪悪な存在から子供たちを守護するために現れたサンタクロースという象徴にはイエス・キリストが隠れている、そう思ったのでした。
で、ローマではありませんが、スイスのベルンという町に奇妙といいますか、気持ち悪い像があります。
それは
Kindlifresserと言います。
エストニア語の
Kindlifresser
英語では
Child Eater
つまり、
子供を食べる人
怖いですね。
この恐ろしい彫刻は、スイスのベルンという街で最も古い噴水(1546年)として存在します。
なぜ噴水の彫刻なのか、また、それがそこに立っているのかは誰も確かな理由を知らないんだとか。
ますます怖いですね。
その存在理由が分からない事から、憶測ではありますが4つの説があるともされます。
①ベルンのKindlifresserはユダヤ人社会への警告の一種として建てられたということです。
この、ユダヤ人社会への警告、という意味が気になります。
②恐ろしいその姿がギリシャ神話(ローマ神話)クロノス、タイタンの描写であるということです。
③Kindlifresserはベルンの創設者デュークベルヒトルトの兄であると考えられるということ。
④子供への躾に似た何か、ということで、ベルンの子供たちはこの彫刻を怖がっているとも聞きます。
で、②のクロノスやタイタンと言えば、巨人族なんですね。
で、クロノスと言えば、
▲我が子を食らうサトゥルヌス(ゴヤ)
クロノスのラテン名”サトゥルヌス”は、土星の”サタン”の語源ですが、土星のサタンと悪魔のサタンでは意味が違います。
サトゥルヌスはKindlifresserのように人間を食らっています。
Kindlifresserの像、緑色の服を着て、腰にはカゴのような袋があり、その中には子供が入れられ、そして食らう.....
では。