ニュージーランドで大量の貝(甲殻類)がビーチに打ち上げられているのが見つかりました。
Cause of mass shellfish die-off remains unknown, for now
今週の火曜日、ニュージーランドのワイヒビーチで数百万という大量の貝が漂着しました。
貝は死滅していたとのこと。
当局は貝のサンプルを採取し調べていますが、今のところ原因は不明です。
イタズラではないようですし、考えられるのは潮の満ち引きや海水温の異常や何らかの病気という辺りでしょうか。
ニュージーランドで相次ぐ異変、不気味にも感じます。
さて、
太陽黒点なしが連続12日間。
いや今日で13日目ともなれば、2010年4月以来のブランクとなるようで、これは、黒点サイクルが2019-2020年までに極小期へ向かっている兆候と予想されます。
太陽活動が弱くなれば、有害な宇宙線から地球を守っている磁気シールドも弱まり、上空を飛ぶ航空機の搭乗者が多くの宇宙線にさらされることになります。
通常は問題ないはずですが、国際放射線防護委員会(ICRP)は、パイロットや乗務員を職業上の放射線作業者として分類しているようです。
地上に居るよりは多くの放射線を浴びているわけですが、国際線飛行機が浴びる宇宙線は地上の10~100倍ともされます。
それでも成田⇔NY往復(片道12時間)での被爆量は、0.1~0.2m/SV(ミリシーベルト)、問題はなさそうで、フライト時間も管理されているのでしょう。
ただ、太陽活動が弱くなれば宇宙線量も増加することからX線やガンマ線などの電離放射線に焦点を当て研究はされています。
3月16日、スカンジナビア航空でストックホルムからロサンゼルスまで12時間飛行している間、ジェット機内で中性子を測定するためにバブルチャンバーを使用しました。
上の写真では、グリーンランド35,000フィート上を撮影したもので、各気泡は中性子がチャンバーを通して過熱された液が蒸発した場所を示しています。
長時間の飛行が終わる頃には、歯科医院のパノラマX線からの線量と同様に、中性子から約20uSv(マイクロシーベルト)の放射線を測定しました。
http://www.Earth.com/ to Sky Calculus
「マイクロ」というのは「ミリ」1000分の1となり、1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1。
1mSv=1,000μSv
0.2~5ミリシーベルトは200~5000マイクロシーベルトで、X線検査1回分、ですので、ストックホルムからロサンゼルスまで12時間飛行を往復すると通常マックスよりも高い線量となります。
このプロットは、成層圏だけでなく、航空高度での放射線測定値を表示します。
例えば、25,000フィートで飛行する飛行機に搭乗すると、乗客は海面よりも10倍高い線量率にさらされることがわかります。
40,000フィートの場合、乗数は50倍近くになります。
約1週間に1回、Spaceweather.comとEarth to Sky Calculusの学生は宇宙線を検出する放射線センサーを搭載した風船をカリフォルニアの成層圏まで飛ばしています。
さらに、宇宙線が強くなることで心臓不整脈および心臓発作とを結びつける研究もされています。
最後に、アルゼンチンでミステリーサークルが現れた?
詳細は不明ですが、イタズラかもしれません。
では。